参上!魔法中年ドリィーミィー☆彡プリン その7
おまたせ致しました
なかなかキララの出番がなくて、すみません
あと3日ないくらいだと思います
それでは、どうぞ
ステッキから放たれる、眩い光
それがアキラを、包んでゆく
これが、変身か
化け物の姿だろうと、俺は構わん
破壊の化身と化してやる…
そして願わくば、この力の全てをブチ込んでなお倒せない敵を、俺にくれ
光が、収まり始めた―――
今の毒島アキラは、既に人の身ではない
魔法中年、ドリィーミィー☆彡プリンだ
銀色に輝く、赤い宝石をあしらったティアラ―――
気品に満ちた輝きを放ち、その造形美は、目にする者の心を奪う
後ろだけ燕尾服のように伸びた、ミニスカートのドレス―――
その色は、ブルーシエル
どこまでも晴れた青空のような、突き抜けるかの如き、青である
可憐なフリルが随所に施されており、その手触りは、乙女の柔肌を超える
膝下の高さのブーツには、まるで意思を持っているかのような翼―――
見た瞬間に、誰もが察するだろう
これは、ただの飾りではない
「…これが?…俺なのか…!?」
夜のアルミサッシが語る、
魔法中年ドリィーミィー☆彡プリンの姿を目にしたアキラが、声を震わせる
どう見ても、変態だ―――
知り合いに見られたらもう生きていけない
スマホでパシャられてうpとかされたら、いくら俺でも死ぬ
声にならない声を吐き出し、両手は目を押える寸前で震えている
変身の呪文どころではない
今、アキラの精神は、崩壊寸前まで追い込まれていた
グリとかいったか
お前は、俺を、一体どうしたいんだ?
熱中症になりかけました
1日食べ物を置いてたら、食中毒になりました
昨今の暑さは、今までとは違うようです
皆様、お気をつけて
それでは、また




