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急げ!魔法中女 プリティー☆彡キララ その3

こなさん、みんばんは


このネタ分かる方、私と趣味が似てます


今日はちょっと早めに書き上げました

それではどうぞ

本日の業務は終了、定時帰りである


ショーコちゃんに売った情報―――


彼女の手持ち資産を全額注ぎ込めば、億という金を稼ぐだろう

そして彼女は躊躇する事無く、その通りに実行するだろう


その金の力を以って、彼女は勤め先の航空会社で登り詰める

役員も株主も、何もかもをその手で抱き込んでしまうのだ


こんな人間が一人や二人ではない


支配力―――


キララが持って生まれた、天賦の才と言えるだろう

もしキララが男として生まれていたならば、既に統括部長を蹴り落している


変身前のキララの怒りが峻烈である理由は、大体この辺りだ

キララは女帝様であり、その怒りを買った者を許した事など無いのだ


そして、それだけに―――


恐らく女優にもいないであろう、その美貌

体つきも若々しく、キララ24歳デース、と言えば通ってしまうだろう

10歳もサバを読んでいるにも、関わらずだ


性格も悪くないつもりだ

もちろん自己評価であり、客観的に見れば大いに疑問が残る


仕事も頑張っている

きっと良いお母さんにもなった筈だ


それだけに、その心身の全てを捧げていただけに、6年間同棲した男に振られた心の傷は深い



ちなみに、男がキララを捨てた理由

お分かりだろうか?


怖くなって、しまったのだ―――


この女の運転、ヤバ過ぎる

コイツ絶対いつか人を殺す

俺までそんな十字架背負うなんて嫌だ


この女の性格、ヤバ過ぎる

コイツ絶対いつか人を殺す

俺まで(ry


愛していなかった訳ではない

好きだったから、同棲したのだ


最初の内は、夢中でその正体が分からなかった

愛さえあれば、何とかなる

そんな風に、思ってた


だが現実は、そんな甘い期待をどこまでも裏切り続けた


もう、認めるしかない―――


貴女の事、心底好きでした

でももう、無理なんです


コスプレエッチしてくれて、ありがとう

美味しいご飯作ってくれて、ありがとう

朝、優しく起こしてくれて、ありがとう


でも俺もう、無理なんだ

今じゃもうお前の事が恐ろしくて仕方ないんだ

お前、雪女か何かだろう

絶対妖怪だよお前


涙ながらに、キララと向き合って滔々と語る元カレ―――


仕事を終えた帰りの電車の中で、キララは切ない過去を思い出していた

人間誰しも、悪い所の一つや二つはあるものです


相方と平和に暮らしたかったら、見ないふりをしましょう

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