特訓!魔法少年スウィーティー☆彡タルト その38
お疲れ様でございます
なんか京アニが復活したらしいです
全く以って、悲惨な事件でした
犯人は当然、死刑になるべきだと思っております
再び良作を世に送り出してくれる事を、期待しております
それでは本日のキララ、どうぞ
純平から逃げながら、アキラはしょっちゅう指弾を弾いて来る―――
溜めは短く威力は低いものの、食らうのは勘弁である
当たれば痛いという事を、純平は知っている
おかげで純平はイマイチ加速出来ず、左右への回避運動をしながらアキラを追っている
速度を上げると、曲がりにくくなってしまうのだ
そうなると、指弾を避けるのは難しくなってしまう
正直撃ってやりたいところだが、今ステッキを持っているのはアキラである
ステッキ取り返したら、ドテッ腹に穴でも開けてやりましょうか
さっき、顎を砕かれたお返しです
どうせ死なないと分かっているので、純平にもあんまり容赦が無い
ちなみに一般人にそれをやってしまうと、捕まる
指弾を避けるのにも、段々慣れてきた―――
こっちを振り返ってから、すぐだ
指弾を避けながら、徐々にアキラとの距離を詰め始める純平
だがそれはアキラの術中であり、距離を詰めたのは失敗であった
そろそろ、真後ろ10mってとこだろう?―――
振り返る事も無く、後ろに向けて指弾を弾くアキラ
バチン!―――
良い音がして、純平の顔が弾かれる
「ウアッ!!」
両手で顔を押さえた純平が、どんどんアキラの後方へと離れてゆく
軽く意識が飛びかけた純平が、アキラの方をキッと睨む
あんにゃろう、コレを狙ってやがったのか―――
今のはマジでムカついた
そう、アキラが純平に説明した、兵は詭道なりとはこういう事である
純平はそういうやり方を、言葉ではなく心で理解した
さて、この後はどうやって追って来るかな?―――
クッと笑いながら、アキラが後方の純平を確かめる
純平の作戦は、至ってシンプルであった
王冠の力を使う―――
全速力でアキラを追い上げ、グングンとアキラに迫る純平
時速200㎞程度のアキラに対し、純平の速度は240㎞以上ある
段々とその差が詰まり始め、アキラが振り返り、指弾を放つ素振りを見せる
ブラフだ―――
この時純平は、王冠の力の使い方を身につけた
対象を目にしながら、強く意識を集中させる―――
無意識にやった事だが、王冠の力が発動した事で気がついた
どうやら、そういう事らしい
王冠が伝えた未来の通り、アキラは撃って来なかった
まだ、撃っても避けられる距離だったのだ
今ので怯まないとは、中々やるじゃないか―――
じゃあ、コイツならどうだ?
アキラがポケットに入れていた砂を撒く
一度食らった手であり、何度も同じ目に遭うような純平ではない
息を止めて腕で目を庇い、そのまま直進する
あと、数メートル―――
こんにゃろう、俺のステッキ返せ―――
あとそっちのステッキも取ってやる―――
勝利を確信し、手を伸ばしたところでアキラのヒールキックが純平の顎を捉えた
声も無いまま失神し、地上に落ちていく純平の手をアキラが捕まえる
「フフ。中々頑張ったが、詰めが甘かったみたいだな。まだまだ警戒ってもんが足りていない」
蘇生の杖で、純平を回復させるアキラ
意識を取り戻した純平が、恨めしそうにアキラを睨む
「そら、お前のステッキだ。返してやろう。お前が追われた時は、こんな風に逃げろ。追うのが嫌になっただろ?」
ハイ、
嫌って言うか、あなたの事、ちょっと嫌いになりました
アキラさんって、嫌がらせが上手いんですね
正直、ビックリする位あります
無言でステッキを受け取る純平は、遠い目をしていた
割り箸が綺麗に割れない現象―――
あれ、イラッとしますよね
私は解決方法を見つけました
カッターナイフで、けがき線を入れるのです
線を入れたうえでおかしな割れ方をされると、ショックは大きいです
まじか…




