8日目
8日目
さて、今日は書くことが多い。
何から書こうかと思うが、時系列で。
まず、今日は珍しく早朝に目が覚めた。
子供のようだが、移動が楽しみだったみたいだ。
朝ご飯を食べて移動を開始。
街道に沿った形で、道から外れて移動した。
反対から人が見えれば、道なりから大きく外れて絶対安全圏の中へ入りやり過ごした。
お昼を過ぎた頃に、しっかりとした街並みが見えた。
すれ違う人や、街の入り口を観察するに、その格好は多種多様、武器を携帯している人も割と多い。
あとはローブをまとってる人も多い印象だった。
本日の私の服装。
黒い無地の半袖シャツに、緑のカーゴパンツ。
このまま街に近づいても問題無さそうに感じる反面、ローブでも羽織って、少しでも違和感が無いようにしたかった私はとりあえずクローゼットを確認した。
それっぽい服、ないしは加工すればそれっぽい感じになる服持ってたかな、と。
そして重要事項。
麻のローブが入ってた。
どうやら冷蔵庫と同じで、こちらもラインナップが追加されるらしい。
今日までジャージやスウェットで過ごしていた為、気づかなかった。
というか、今さらかもしれないが、冷蔵庫に限らず、絶対安全圏の中のものは補充、もしくは追加されるみたいだ。
今日まで普通に、日本にいた時のように生活してきたが、シャンプーやボディーソープなんかも使ってるのに減ってないことに気付いた。
キッチンに置いてある油や調味料なんかも確認してみると、一ヵ月前と変わらないように見える。
戸棚のお菓子も、食べたはずのポテチがまた入ってた。
毎日少しずつ使うものだし、意識するまで気づかなかった。
悪いことではないのだし、詳細については考えるのも面倒なので後回し。
よくあるラノベの主人公なら最初のうちにしっかり検証したりするんだろうが、、、私は主人公にはなれないなと思う。
で、麻のローブを装備。
これだけでコスプレしている気分だ。
街に近づくにつれて喧騒が聞こえてきて、言葉が聞き取れた。
どうやら言語の壁はないらしいことが分かって一安心。
そうして近づいて行って、普通に街に入れた。。。
門番さんに止められることも、入場税や身分証明書の提示を求められること無く。
どうやら一般人は普通に入れるらしい。
輸送などの馬車がある人は、別の通用口からで、そっちだと荷物の検閲や課税されたりするらしい。
そしてまた重要事項。
誰にこんな話を教えて貰ったかと言えば、小さな幼女の親からだ。
ありのままを書いているのに、脈絡が無さ過ぎるので、もっと細かく書く。
街に入れたはいいが、何処がなんの店かも分からないので、情報収集しようと思った私は、、、とりあえず子供に聞いてみた。
子供が集まって遊んでいる広場に、1人で砂遊びをしている子供がいた。
ぼっち…いや、違うかもしれないが、ひとりぼっちの子供なら声を掛けやすかったこともあり、ごめんね〜、お菓子をあげるから教えて欲しいことがあるんだけど〜、と声をかけてみた。
…改めて自分の行動を振り返って見ると、なんか犯罪者みたいだな。
で、話しかけたところ、、、
お母さんを呼ぶ大きな悲鳴をあげられた。
周りからの視線が一気にこちらへ集まる。
泣き喚く子供。
焦る自分。
登場するお母さん。
ホントに焦った。
で、なんとか事情説明。
決して幼女だから声をかけた訳ではないのだと。
私の事は別の国から来たことにして、この国の通貨や店の位置など、色々教えて貰えた。
そして子供の方は、お母さんが来るなりピタッと泣き止んでいた。
というか、お母さんが知らない人に声をかけられた時の対応を教えていたらしい。
良い子なのだろうが、嘘泣きが上手いのは、なんとも言えない。将来悪女になりませんように。
で、お母さんと話している間、渡したクッキーをリスのように齧っていたのが印象的だった。
大分書いたので疲れてきたな。
こんな感じで、色々あった一日だった。
こっちに来て1番焦ったが、久々に人と話すことが出来て、楽しかったように思う。
話を終えた後は街の中で人目がない場所を探して絶対安全圏へ帰宅。
この街で生活するなら、宿屋に行くか家を借りるかしないと、いずれ誰かに怪しまれるかもしれないが、お金はないし、また明日考えることにしよう。
以上、今日はこれまで。