起死回生
規定の時間より投稿が遅れてしまいすいませんでした!
俺は日が登り始めた第8バトリオットドーム。通称第8ドームの真ん中で銀髪さらさらの美少女、ライカ・セルミナーレと睨みあっていた。
「貴様の獲物は本当にそれでいいのか?」
「ああ、俺のいた世界でも珍しいらしいがな。俺はこれでいく」 そう言って両方の腰にぶら下げた二本の刀を前にかがけた。
「そうか、噂には聞いていはいたが本当に二本の刀を扱うものがいるとはな」
ライカはニヤリと下卑た笑みを浮かべると。
「そうか、残念だ」
「何で?」
「二刀流の使い手が一人この世界から消え去ってしまうのだからな!」
そう言って地面を思いっきり蹴り猛スピードで距離を積めてきた。
「ハッ!」
超絶長い刀を居合いの形で切りつけてきた。 俺は半身をずらして避けると、(ザンッ)という激しい音に驚き、俺の元居た場所を見てみると。
「うっそーん」 地面が真っ二つだった。
「驚くのも無理はない、私はこの世界でも珍しい音属性。それにプラスして風属性も下付している。この技わ私ともう一人しか使えないと言われている」
「聞いたもいいか?」 「何だ?」
「属性はともかく、それどうやってんの?」
「うむ、そうだな戦いかたがわからなければ仕方あるまい、使いたい属性のイメージを刀にこめるそれで刀を振るう。それだけだ」
「成るほどなー、」
そう言って俺は右に炎、左に氷をイメージした。すると、
「おお! かっけぇなこれ!」
「な!? 何だと!? 対になる2つの属性をそれぞれの刀に乗せただと!」
「んじゃぁ行くぜ!」
「貴様の一太刀見せてみろ!」
「雪路二刀流剣技、四の型、炎舞 舞風!」叫んだのとほぼ同時に炎と氷の刃が飛んでいった。
「ほぉう、なかなかだな、だが甘い!」
「全ての獣よ恐れおののけ、天地の声にひれ伏し失せろ!ソニカライズファクト!」
轟音と共に俺が放った刃が掻き消された。そしてライカが追撃をかけようと刀を上段に構えたときにやっときずいた。
「いない!」 直後ライカの頭を激痛が走り意識を失った。 辛うじて意識を失う寸前に見たのは、安堵と優しさをにで割ったような表情だった。
「ふぅ、終わったな。」