ボッチ……
「スキルだ！」
「スキルってゆうと、あれか？ 魔法使えたりとか、剣の衝撃が飛んだりとかっつうやつか?」
「お？ 何だ、詳しいな。」
「まあな、俺の居たとこでもそういう本があった」
「それなら話が早いな」
「んで、そのラストクリエイターってのは？」
「オールドクリエイト、ラストってのは……このスキルを所持してるのが俺だけって事だ」
「メイランだけってのは、何でだ？ まさか、やられた、のか？」
「ハッハ、別に他に使えた奴が居たわけでもないさ」
「そんなもんか……で、俺はそのオールドクリエイトを伝授させられるまで修行ってとこか?」
「ん？」
「見た目まだ若そうだが、もう死にかけ、身寄りが無いから俺を呼び、覚えさせると……違うか？」
「フッハハハハハ! こりゃぁいい中々だぜお前さん!ほとんどあってるぜ、ただ。修行はしねぇ、かな?」
「しないのか？ てゆうか、かな？っておい」
「実はこのスキルは体内に元々あるマナ、つまり魔力だ。それが、人間種じゃないといけないんだ」
「ちょっと待て。召喚されたのが人間種じゃない可能性もあったわけだろ？」
「それは説明しとくか、えっと、まずこの世界には「職」と呼ばれるものがある。例えば魔法使い、滅竜士
錬金術士、色々あるが、成れるのは一職だけだ、ちなみにさっき言ってた奴だがクリエイトで、魔法使いの
職その物を作る、次に人間種のみの魔法円を……」
「なるほど、分かった分かった。もういいぞ、で、オールドクリエイトは何までなら作れるんだ？」
「そうだなぁ。まず生命は無理」
「だろうな、じゃなきゃ俺を呼ぶ必要は無いからな」
「ああ」
「クライメルに無い物も無理だな。 後は……何だろうな？」
「……おい！」
「な、なんだよ…」 大丈夫かよ……コイツ。
「まぁあとはお前がやれ」
「はぁ！？ちょっと待てよ」
「行くぞー♪」
「何で楽しそうなんだよ！？」
急にあたりが暗くなったと思ったら浮遊感が襲い元の場所に戻される
「何だったんだ……？」 「おい… おい… 」返事がないので横を向くと……いねぇ～
「嘘だろ、おい」
どうすりゃいいんだか ボッチ……つれぇ (ハァ)
気が遠くなりそうなのを堪えて現状を確認する
書き終えの時すぐに上げられるようにしています。よろしくお願いします！
