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しがない軍人の人生  作者: 希由華
第一章 廻る歯車
8/15

その先には何が在るのか

ん?生きてる?おや?これは....生クリーム?

イカ臭い生クリーム....?

イカ臭い生クリームの味がする精液....?


「生クリームだよ、イカ臭い。よかったな新入り君」

「あれ?遼ちゃん案外優しいのね?」

「えっ!?優しい、優しくないの問題じゃないですってば。死ぬところだったんですよ!?」

「じゃあ死ね」


安心、出来ないね。てか、遼さんはどこからわいたのだろうか。ああ、角から出てきたのか。足をひっかけたのもあなたか悪女め。しかし、この床いたいな。コンクリート並みだな、コンクリートなのか?でも何か違うけど、まあいい。


「ところで遼さん。これ、貴女が作ったんですか?悪趣味ですね。最低の趣味ですね。彼氏のでもそうぞ...ゴフッ.....なに....がおき...はうっ」


お腹がヤバイ。痛い。まって、これいつの物?新入り来たらこんなにいじってるの?いじめの領域だよね?殺す気なの?あ、死ぬ。


「トイレそこ」


ぁぁ、トイレの男子マークが天使に見えるよ....。僕の最高の友達....。





少々お待ちください。







「で、この悪趣味な物体は誰がどうやって作ったんです?」

「これは化学-医療班、略して、化療班のあいつだな。こっちは主に機械をいじるが、あいつらは変なもんばっか作る。今回のといい....あ、これはうちが頼んだんだ。忘れてた」


ズコー


もう両方の班が悪いじゃん。みんなで苦笑い。

しかし、何故そんな物を作ろうとしたのか。何故そんな物を作ったのか。よし、聞いてみるか。


「お前みたいな馬鹿が、体液なら精液も一緒だろうって奴のために用意してみた。そんな事した奴今までにいなかったから、すっかり忘れてたよ。しかし、良いもんみれたわ~」


ですって俺。

あ、イカの身入ってる。不味い。じゃなくてね?

人生最後の悪ふざけみたいな感じで、笑いを狙ったらスベって誰もネタを回収してくれない感じ.....自分何を言っているのだろうか。あぁ、もうダメだ。ここ本当に大丈夫なの?これならブラック会社に入った方がマシじゃない?マジで数日前の俺に伝えるならば、「心を無にしろ。邪念を払え」だな。


「まぁ、新入り君。そんな事よりもう10時近くだ。 よるのな。腹減ってないか?毎日班交代で飯を作ってるんだ。」

「腹減った減ってないより口直ししたいです」


うっ....ためだ、思い出しただけでヤバイ。美味い物食いたいなー。まぁ、レトルトなんだろうな~無いよりマシ!


「知世。今日の晩飯当番覚えてるか?」

「今日は、私達前線部隊班か化療班ですね。....春樹くん。私、用事を....」

ボソッ


ん?遼さんが、何か知世さんの耳元につぶやいた瞬間震えだした。何故か土下座しはじめた。え?なにこれ....。


「うん。まず、お前の部屋に行き着替えとシャワー。うちらは知世んとこで飯作って、お前は支度が終わったらその腕輪に私達どっちかの番号いれて通話をかけてくれ。このホームは広いから通話手段になるし、それこそが身分証明だ。出るまで絶対に外れない。防水性もきちんとしてあるから、したまんまシャワーあびろ。無くすと即殺されるからな」


あ、さっき気にせず洗ってた。あって良かった防水性ってな。そのあと、エレベーターやら階段やら腕輪の使い方やら....その他もろもろを叩き込まれ、俺は今、これから住む家の部屋にいる。結構広いし、思ってたより廊下に人が出ていない。よし、シャワーを浴び、服と明日から最低限使う物を、数日前にここに送ったダンボールからひっぱりだし片付ける。

受からなかったらこの荷物どうなってたんだろ....考えるだけでも恐ろしいな。


「そろそろ、通話かけないと怒られるかな」


俺以外には人はいないが、ぽつりとつぶやく。

そして、別れる前に聞いたID番号を入れる。これは依頼から帰ってきたらリセットされてるので、大変な事になる。まぁ、個人の名前をいれてもいいが、大体は忙しくて出れないか、不信に思い出ないらしい。それに、これにはGPS機能やお財布にもなるらしい。地図は表示されないのかと聞いたら、「お前は見ず知らずの人に大切な物の在り処を教えるか?それくらい考えろ」....ってね。まぁ、このご時世スパイを送り込まれてもしかたないしな。

遊びすぎました。すいません。誤魔化しは終わりかな


読者「え?胡麻貸すのやめたんですか?

作者「え?いえ誤魔化しつつ遊ぼうかなと

読者「え、あ?胡麻貸しながら遊ぶんですか?

作者「はい。

読者「なら、私にもお願いします

作者「え?何が?



こういう分が好き

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