番外 01-1
番外編は未完なんです。
それを書くのをすっかり忘れてました。
ぼちぼちと書き足していきたいのですが
このノロマ更新ペースの偏食なので
当分先になりそうです。
本編では別に読まなくても大丈夫な様に構成中です。
各キャラの意外な一面ってやつを書いてみたかったんです。すみません!
な.....ナンテコッタ。
どこだ、ここ。いや、ホームなのは分かってる。けど、チラッと通路を覗くと曲がり角、向かいの部屋....昨日はなかったのに....これじゃどこに向かえばいいのかわからん。あ、向かえの部屋から人が出てきた。
「おはようございますー...あれ?春樹くんじゃないですか。よかったです。探すの苦労するかと思ってましたが......さて、朝食にしましょ」
こっちこっちと手招く知世さん。昨日と同じ軍服姿だった....な。.....パジャマ姿も問題だがな。まぁ、腹が減っては戦はできぬ。なーんて、当たり前のことを言い、ありがたく向かいの扉の中へお邪魔する。
「おじゃまします~」
昨日と同じ、っと言いたいがそこら中に酒の瓶やら空き缶やら、チューハイやら......。
これは、遼さんが潰れているな、きっと.....。
「おう、春樹。朝からすまんな、酒臭くて。こういう時しか飲めないもんでな、ついつい楽しくてな」
うわ酒臭。うん、女性にはこの言葉は失礼だと思うが、酒臭くて本当に洒落にならない。にしてもこれだけ飲んで二日酔いにならないのがすごい。てか、あれ?
「遼さん、それ制服ですか?似合ってま.....す」
「そうか、そうか。いやいや、ついついそこらへんに落ちているバールのような物を偶然、手に取りたくなってな、すまんすまん。あ、もうこんな時間か...。んで、お前ら戦闘部隊はいいが、こっちは正式な入社式がある。んじゃもう行くわ」
バールのような物じゃなくて、鉄パイプです。流石にバールは....あ、よく見たらこれバールなのか?....そのバールを投げ捨て、自分の荷物を持って去ろうとしたら、思い出した様に遼さんはこういった。
「知世、春樹。【試験】頑張れよ。終わったら皆で美味い酒でも飲もう。健闘を祈る」
....昨日からずっと気になってた、試験とはなんぞや?募集の内容ではそんな事書いてなかったし.....あ、もしかして、実は小さい文字で書かれてて、見えなかったとか?
「その通りです。これを....」
「.....なん....だと....」
書いてあった。内容は読めない、だって米粒サイズでちょこちょこっと書かれている。てか、知世さん兄妹そろって、読心術を得ているのか....恐ろしい子っ。
「まぁまぁ、読心術なんてどうでもいいですよ~。それより、朝食はパン派ですか?ごはん派ですか?」
「え?読心術なんて...一言「どっちですか?」ごはんでお願いします」
....え?能力は日本人には使えないから....兄さん同様にさとりを?...もしや、カツラだというのか?まさか.....え?
「余計な事を考えないで、ごはん食べますよ。私、お茶漬け食べたかったんでお茶漬けにしてみました。文句は受け付けません」
普通、目玉焼きとか...卵焼きとか....スクランブルエッグとか....全部卵料理しか思いつかないけど、何かあったよね?ほかに....。うん。女性に逆らっていい事は一度もない。よし。
「決心したようで。では、試験についてお話ししますね」
はい。更新頑張ります。
そのうち、設定集だせたらいいな。