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人工の天然はゲロまずい

 天然はおボケさんですw


今日は別視点で進みます。

 一体、あの人は何者でしょう?


教室の片隅から腰まで栗色の髪を伸ばしている優しい顔立ちをした美少女が教室のある一点を食い入るように観察していた。


彼女の名は石川 舞という。身長は160と言ったところだろうか?大きく濡れたような茶色の瞳にまず意識をガツンと持っていかれる。頭のてっぺんにアンテナのようなアホ毛が何とも愛くるしい。そしてなんといってもすごいのは胸だ。メロンサイズの果実が2つ重そうにくっついている。


そんな絵にかいたような巨乳美少女は、今もなおある男を観察していた。


艶やかな黒髪がところどころハネていて、なかなか精悍な顔つきをしている。ただ、切れ長の目は今は眠そうに伏せられている。身長は170以上で高一にしては異常なほど大きい。先程まで大変可愛らしいツインテールの女の子と何やら気だるげに話していが、ツインテールの子は特に反応を見せないのをもくして、どこかに消えていった。話している内容に興味はあったが距離が遠いため聞こえなかった。155センチ程の小柄なツインテールっ子は颯爽とした立ち姿で何故か鼻の下を伸ばしている男子達を尻目に廊下に飛び出していったのは目に焼き付いている。

                                               ・・・

なぜ、そこまでその男を凝視しているかと言うと、彼の右手に興味深い物を見つけたからだ。そこには、とあるアニメのシャーペンが握られていた。しかも限定版だ!


何を隠そう、石川舞はオタクである!!



いつか、あのシャーペンを手に入れたいと思っていたのだった。


そこで、何のいたずらかその男はシャーペンを置き、窓際に向かって歩いて行った。




私は、蜜に引かれる蝶のようにフラフラとした足取りでいすから立ち上がった。


目の前にあるシャーペンが我が目に神々しく映っている。確実にシャーペンとの距離が近づいていっている。


やがて目の前にはシャーペンが置かれた机があった。


ちょっと見るだけ。ちょっと見るだけよ舞。



泥棒まがいの行動に出ないため必死に自制する。今の気分は目の前の人間を食えない気分でいるゾンビそのものだ。そのゾンビよろしく口から涎が一筋垂れてきている。


「むむむむむむむむ~~~~、あ、ジュリュリュ」



可愛い声で唸りながら舞はシャーペンを取り上げた。


シャーペンをしげしげと眺めて、感嘆の声を出す。




銀の本体が教室の白い蛍光灯の明るい光に照らされ、青いグリップも淡く光る。グリップの感触は全力で羊を抱いてるかのような優しい弾力感と体を包み込むかのような包容力を感じる。

そしてクリップの間に指を突っ込み、心地よい反動を感じる。



はわわわわ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~。



そんな感じでシャーペンの感触を楽しんでいると、目の前に三つの影が現れた。


アへら顔で振り返ると先程の男が二人の男子生徒を従えてこちらを見下ろしていた。身長の差があるのでどうしても見下ろされてしまう



急速に覚醒した。



「君、一体なにしてるんだい?」


咄嗟に言い訳をつこうとてをばたばたと振り回す。北斗百○拳もかくやという程だ速い。



「あ、あういうあー」



うめき声しか出なかった。恥ずかしい!!!


まだ直も言い訳をしようと慌てたが、思いとどまった。なぜなら、相手が切れ長の目を大きく見開いていたからだ。この感じは、怒っているのではなく驚いているのだろう。


そう判断した私は、すぐに行動を起こした。


大きくバックステップをして


右足を引き、体勢を低くした。


クラス中があっけにとられている。


鍵は相変わらず目を大きくしたまま。



そして私は、最後の行動を起こした。































































「すみませんでした~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」











































沈黙化する空気。





























そして皆が口を開け放つという化学反応メルトが起き

































そして、みなは思った。

































あ、この人は天然さんだ。


グダグダになっちゃいました。すんません。まだまだ頑張ります。

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