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朝の十数分会議  作者: くいく
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ロマンスどぉーん!-青春の幕、あけ-

前書きって完全にボケるとこだよね、漫才でいうつかみ的な・・・

木原「あのさ」


倉敷「何?」


木原「高校に入学したわけじゃないですか」


倉敷「そうだね」


木原「義務教育を卒業したことで出来ることが色々増えたと思うんだよ」


倉敷「色々?」


木原「うん、バイトとか」


倉敷「なるほどね、他は?」


木原「他?」


倉敷「うん、他」


木原「・・・仕事とか」


倉敷「一緒だな」


木原「非正規雇用での労働とか」


倉敷「(色々ってバイトだけなんだ・・・)」




本日の議題【高校入学新生活】




木原「とにかく高校って夢があると思うんだよ」


倉敷「入学したばっかなんだから授業はちゃんと聞けよ」


木原「寝ないよ?俺の説明が悪かった?その夢じゃなくてさ、将来とか憧れみたいなやつ」


倉敷「そっちか」


木原「基本そっちだと思ううんだけど・・・ 俺やりたいことがあるんだよ」


倉敷「やりたいこと?」


木原「漫画みたいな高校生活をおくりたい」


倉敷「入学したばっかなんだから授業はちゃんと聞けよ」


木原「夢見んなってこと?なんでそんなこと言うの」


倉敷「漫画は現実じゃないから面白いんだよ?ちゃんと現実見よ?」


木原「なんでそんな憐れんだ目で見るの、やめて俺だって青春したい」


倉敷「漫画みたいじゃなくてもいいじゃん」


木原「そっちの方が楽しそうじゃない?」


倉敷「もうちょっと馬鹿を隠してくれ」


木原「まあそれは置いといて、どうやったらそんな青春をおくれると想う?」


倉敷「どんな漫画がいいの?デスゲーム系?異世界転生もありか」


木原「そんなわけなくない?話聞いてた?青春をおくりたいんだよ」


倉敷「なるほど、スポーツ系とか?」


木原「いいな!スポーツ系中学生の頃倒すって決めたやつと同じ高校に入ったり、

   強豪高の中学の頃のチームメイトと別の高校で戦ったりしたい!」


倉敷「中学は何部だっけ?」


木原「帰宅部!」


倉敷「何を競うの?頭の悪さ?」


木原「俺そもそも運動嫌いだった」


倉敷「悪いのは頭だけじゃないのか」


木原「これはなしのほうこうでいこう。別に運動部じゃなくてもいいんだよ

   友達を作るための部活とか生徒達のお悩みを解決する部活とか

   シンプルにゲームするだけの部活とか」


倉敷「そんな部活存在しない」


木原「ちょうどいいじゃん!新しく部活を作る!漫画っぽい青春!」


倉敷「まあ、お前がいいならそれでいいじゃん」


木原「ってことで俺と部、作らない?」


倉敷「作らない」


木原「勧誘一人目失敗かぁ!」


倉敷「どんな部、作るんだよ」


木原「なんか青春する部活!」


倉敷「具体性が死んでるな、そんなんで申請とか通るの?」


木原「そもそも条件知らないや、部を作るには何人いるんだろう?」


倉敷「知らない」


木原「どうやったらわかるの?」


倉敷「校則を確認しろよ」


木原「どこに書いてんの?」


倉敷「生徒手帳とか」


木原「・・・家に忘れた」


倉敷「・・・・・」


木原「部活に入らなくても青春はおくれるだろ!なんだよ部活って!集団とかグループとか嫌いだよ!」


倉敷「(こいつ学校って知らないのかな)」


木原「青春といえば恋愛だろ、恋愛する俺」


倉敷「漫画みたいな青春は?」


木原「やっぱ恋愛といえば、朝寝坊で遅刻して急いでるときに角で転校生とぶつかるんだよ」


倉敷「俺ら電車通学だよ」


木原「・・・・・」


倉敷「家も学校も駅のすぐ近くだよ」


木原「俺、授業ちゃんとうける」




本日の結論【夢は見るな】


なんか思いついたことを形にしようと思ったらこうなりました。

友達の見せたら「てめぇ、小説知らねえのか?小説生娘か?」って言われました。

その通りだと思います。素人感丸出しでこれからも、気の向くまま書いていこうと思いまーす。


とりあえず一話読んでいただきありがとうございます。



小説生娘って何?

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