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桜の季節に君を想う  作者: シズマ
桜の季節に君を想う ~3月3日~
16/29

それぞれの変化#01

「もう時間がないよ?」


 夢の少女。


 もう慣れた。


 今回の夢で6回目。


「一体何が起こるんだ?」


 いまだ解けない謎を、少女に聞く。


 答えを知りたい。


 それが一番。


「それは教えられない」


「何でだ?」


「介入する事は許されてない」


「介入?」


 介入。


 一体何に対してだろうか?


 河野自身の何か。


 それぐらいは、考えれば分かる。


 だけど、その何に介入するのだろうか?


「……」


「……」


「夢物語」


「夢?」


 どういう意味だろうか?


 全く分からない。


 何が夢物語なのか。


「ごめんなさい」


「なんで謝るんだ?」


「私がいけないの」


 意味深な言葉を発する少女。


 河野はその意味を理解することが出来ない。


 何に対して謝ったのか。


「ばいばい」


 少女は光に消える。


 そして夢から覚める。


 また、いつもの一日が始まった。

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