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42話

起きたらベッドが消えていて、代わりに鍵があった。

なんでだっけ?

え〜と、たしか……

なんだかどっと疲れが押し寄せてきて、そのまま寝ちゃったんだよね。

その時にベッドが邪魔だったから……

壊したんだっけ?

なんで壊したんだろう?

マットレスをおろすのが面倒だったのかな?

寝ぼけてたから記憶が曖昧なんだよなぁ。

というかまた鍵か……。

あぁ、また試さなくちゃダメか。

今度こそ鍵が開けばいんだけど。

気だるげにマットレスから体を起こし、鍵を手に取り、

この部屋を後にした。

念の為にこの部屋のドアに鍵をさしてみたけど、回らなかった。

良かった。

これで、この部屋の鍵がこれでした!とかだったらつい鍵を折ってしまうだろう。

鍵をドアにさしたままギリギリを折って、

鍵自体を交換しないと絶対に使えないようにしてやろうかと思ってしまうくらいだ。

ちなみにこの時、部屋を調べたけれど、ベッド(というかもはやただのマットレス)の他には何もなかった。

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