24話
火を使って、ツノの強度を低くして、
それからクナイなどで加工することにした。
ということでまずは火を。
赤い石をクナイで叩いた。
ちなみにここで説明しておくと、
僕は今切り株の上で実験をしている。
机代わりだ。
割と高さのある切り株なので、立ってから実験をしている。
それに他の道具もごちゃごちゃ置いている。
なので机の上から物が落ちるというあるあるが起きてしまう。
それと、これは単なる僕の癖なんだけど、
僕は消しかすなんかをまとめてからゴミ箱に捨てるのではなく、
その場でパッとはらって落としてしまう。
いつも、ちゃんとゴミ箱に捨てろと注意されるけれど、なかなか治らない。
さて、なんでこんなことを今説明したかというと、
それは今の状況がなんというか……あれだからだ。
一言で言えば悲惨。
二言で言えばマジ悲惨。
三言で言えば火さんの飛砂んと悲惨な飛散
いや、二言と三言で言う意味はわからないけど。
というか二言でも三言でもないし。
三言に至っては何言ってるか分かんないし。
それほどパニクっている。
急に爆発が起きた。
それほど大きくはないけど、僕も少し飛ばされたし、
道具も辺りに散らばっている。
なんでだ?
それがさっきの説明に繋がってくる。




