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22話

そんな感じで新しい武器とかを使ってモンスターを倒した。

赤い石が十分に手に入ったので、

もうしばらくはモンスターは倒さなくてもいいかな。

まぁ襲ってきたら立ち向かうけど。

そんなこんなで僕は今、少しのんびりしている。

いい感じの広い場所があったので、

昼?というか、明るいうちから焚き火をしてみる。

木を適当に組んで赤い石をのせて発火させる。

なんかそれっぽい。

焚き火とかって夜にするイメージだけど、なんかいいね。

でも、魚もマシュマロもないから残念だなぁ。

そう思っていると、茂みからガサガサ音がしたので振り返ると、

狼もどきがこっちに向かってきていた。

すぐに槍をとって迎えうつ。

このまま倒してもいいけど……

せっかく焚き火をしているので、利用しよう。

狼もどきが近づくギリギリを待って、槍で狼もどきのツノを弾き、軌道を変えた。

狼もどきはそのままの勢いで焚き火に突っ込んでいった。

焼けてる。


狼もどきは消滅しなかった。

しばらくして焚き火から出すと、こんがり焼けていた。

なんでこいつは消滅してないんだろう?

赤い石はあるのか?

残っているのは焼けた狼もどきのみ。

う〜ん。

とりあえずまだ周りに警戒しよう。


あれからさらに4匹の狼もどきが襲ってきた。

今度は一気に襲ってきたため、かなり苦戦した。

焚き火も使って、なんとか全部倒せた。

そのうち1匹は焚き火に入れたから、これで焼けた狼もどきが2匹になった。

他の3匹は槍などで倒したから、赤い石を残して消滅した。


今、目の前には焼けた狼もどきが2つ。

どうしようかな。

とりあえずツノは折っておこう。

槍の先に使えるかもしれない。

で、残りは……

う〜ん。

食べれるかな?

食べようかな?

でも解体しなきゃいけないし……

まだそこまでする勇気はなかったので、地面に埋めておくことにした。

赤い石も体の中にあるかもしれないけれど、やっぱり解体したくないから。

こいつらから赤い石は手に入らなかったけれど、ツノが手に入ったので良しとしよう。

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