10話
睡眠をとった後、槍は先が石のものと、木のまま尖らせたものの2種類作った。
それと、槍を遠くに飛ばすための道具(名前は覚えていない)も作った。
何度か練習したら上手く遠くに飛ばせるようになった。
槍は木のまま尖らせたものを使い、使い捨てた。
回収しに行くのが怖いし。
槍は大きめの籠を作ってまとめておくことにした。
背中に背負えるように紐もつけた。
……。
背負った時に痛かったので、ちょっと改良。
紐をなるべく薄く広く、ランドセルっぽくした。
ランドセル万歳。
あとはなにをしようか。
槍は長めの武器だから、接近戦の備えてクナイを作ろう。
さっきの石の大きいのを探して、
ざっくり砕く。
なかなか砕けにくいけど、時間をかけて砕く。
ちょうどいい大きさになったら、削って形を整える。
できた。
まぁこんなものだろう。
これもたくさん作ろう。
偶然、細く割れた石は針みたいだったから、針として使おう。
何か使えるかな?
服の補修?
この針はそんなに細くないし、
しかもここにきてから服も汚れないし破れない。
不思議だ。(今更)
そうだ!
ロープがあるなら鉤縄みたいなやつも作ろう。
……どうやってあの鉤縄を作れるんだろう。
分からないから保留。