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私のわがままな自己主張2(プロット)  作者: とみQ
第1章 椎名、バイト始めました!
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面接1

8月11日


時刻は午後3時半頃、私はというと、本日アルバイトの面接という事で、ある焼き肉屋さんに来ていた。


「ほー。」


「なんだよ。早く入れよ。」


工藤くんに言われ、裏口から中に入る。

ここは小久保駅に隣接しているレストラン街にある焼き肉屋さん。なんとここは工藤くんのお父さんが経営している焼き肉屋さんらしいのだ!


お店の名前は『牛藤』。


なんか高級な感じのお店に思えるけど、工藤をもじったかと思うと途端にチープに思えてしまうから不思議だ。

というか、以前ここに映画観にきた時に言ってよねって感じ!

焼き肉ご馳走してほしかったのに!

本人に言ったら「そんなんこっ恥ずかしくてできっかよ!」だそうだ。・・・今はいいのに!?納得いかなかった。


裏口から中に入ると50メートルくらいの道の両側にいくつか扉があって、その一番奥が焼き肉屋さんの事務室やら厨房やらへと続く扉らしかった。

中に入ると、焼き肉独特の焼いた肉の匂いと共に厨房が広がっていた。

厨房は今は暇なのか、人がいなくて、すぐ右手の事務室から人の気配がした。


「こっちだ。」


工藤くんは扉を開けて軽く挨拶をした。中に入った工藤くんに向けて「おっ!来たな!バカ息子!」やら、「淳也くんだ。」やら何人かの声が聞こえてきた。


私は工藤くんについて中に入ると視線が一気に私に集中した。


「あの!椎名めぐみです!よろしくお願いします!」


とにかく最初が肝心だものね!私はまずは元気よく挨拶した。


「おい!女の子じゃねーか!なんだ淳也彼女連れて来やがったのか!」


「ち、ちげーよ!ただのダチだよ!」


「あ、あんた!しかもとびきり可愛いらしい娘じゃないかい!?何騙したの!?早く謝りなっ!」


「なっ!?おまえらそれでも親か!?」


「おっ、お兄ちゃん!私というものがありながら!どーしてなのっ!?」


「ちょっ!?茜!お前が喋ると話がややこしくなるからちょっと黙れ、な?」


「よっ!坊っちゃん羨ましいッス!」


・・・賑やかー。えっと・・・要するに、今事務室にいるのは工藤くんのご両親と妹さん、あとアルバイトの男の人と女の人ってことかな?


「あ!あの!とにかく、まずは面接をして頂ければと思うんですが!?」


何だかこのままだと収集つかなくなりそうだったので私は話を先に進めるべく声をかけてみた。


「あ、あー。はっはっはっ!そうだったな!じゃあこっちの部屋に来てくれるかな?母さん、一緒に来てくれや。」


そう言って工藤くんのお父さんとおぼしき人はお母さんとおぼしき人とさらに奥の部屋へと入って行った。


「あ、行きます!」


私は2人を追いかけて部屋へと踏み込んだのだった。

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