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死神と鳥籠の少女  作者: 花咲ゆり
2/2

2話 一日目

投稿遅くなってすみません(><)

少しでも見てくださる人が増えると嬉しいです!

もし、注意などがありましたら、どんどん指摘をお願い致しますm(_ _)m

「っ……」

あれ?いつの間に寝てたんだろう。あー……昨日のことも夢か……そうだよね。

あんなに都合のいい話なんてなかなか無い。

「夢…だったんだよね…」

「酷いな〜。夢にするなんて!

僕、泣いちゃうよ?」

「えっ!?」

私の反応を見て死神さんは、ただクスクス笑った。

いつ見ても整った顔だな…って!!!そうじゃなくて!

「何で同じ布団に入ってるんですか!?」

「えー!恋人だからいいじゃん?」

「よ、良くない!」

「ぶー!」

あー…こんなノリの人と残り3ヶ月も過ごすのか…

何か…現実味が全くないな…

「ねぇ!ねぇ!君、名前なんていうの?

教えてよ!」

「えっと……花咲ゆり…です。

あなたは?名前とか…あるの?」

「僕?あるよ!名前ぐらい!

レイっていうんだ!よろしくね!鈴香。」

「う、うん。よろしくね。えっと…れい?」

名前を呼ぶと、嬉しそうにレイはわらった。

何か…名前呼ばれるのって久しぶりだなぁ…

お母さんも、お父さんも、基本的に家にいないし…いても、私のことなんていないふりだったし…

何か…何か…嬉しいかも…?

「ねぇ…レイはさ、家族っているの?」

「うーん……いるにはいるんだけどね…

あんまり会わないかな〜!僕は死神という仕事。両親は、天へ送った魂の管理をしてるからね。」

「そうなんだ。」

ー会話終了ー

って!まって、まって!

私はコミュ力0なんだよ!?

なに話せばいいのやら……

あっ!でも、無理に話す必要も無いのかな?

一応恋人だけど、形だけの恋人。

無理する必要なんてないん人じゃないのか?

うん。そうだよ!

冷静になって考えてみれば、無理する必要なんて一つもないじゃんか!

じゃあ、宿題でもしようかな?

そう思って、ワークを始めると、

「何?

彼氏の目の前で宿題?酷いものだねぇ?」

そう言いながら、黒い羽を広げて私のいる机の方まで飛んできた。

「だ、だって、話すことなくなったし、し、宿題やんないと終わんないじゃない…」

「でもさぁ、これじゃあ彼氏の意味が〜!」

あー…何かだんだんめんどくさくなってきたな…

「でも、少し考えてみて。

あなたは私とずっといるわけでしょ?

そんな中あなたと、ずっと喋ってたら、宿題が終わらないの。それじゃあ、私は困るのよ。

分かってくれたかな?」

「ハァイ…」

ぷくっとほっぺたをふくらませてるのを見て素直に可愛いと思った。

これから、どんな生活になるのかな?

少し不安も残るけど……何だか…楽しみ。


そんなこと思っている今の私には、あんな悲しい結末が待っているなんて考えてもいなかった。

どうでしたか?

少しでも楽しんでいただけたなら幸いです.゜+.(´∀`*).+゜.


コメントお願いしますm(_ _)m

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