終わったら?
終わった。
この胸の中がヤスリで削られた気持ちは終わったのだ。
タバコを吸いながら安っぽいニュースを聞いて、ビールを飲みながら一人の空気を味わっている。
偉大な人間の言葉を検索しては自分に重ねて頷き泣いているのが現状で、心には雲が溜まり満たしては流すだけの感情に浸って。
彼が好きだと言うから本を読んで彼が好きだと言うから髪を伸ばして黒髪にして。
滑稽な今に浸っているだけ。
一人で舞い上がって一人で落ちた。
それだけ。
私には才能が無い。
あるのだ。人間には才能が。
なのに私には無い。
そう思ってるだけ。
煙を吸いながら。
22年間の人生を振り返り、一人、胸が震えるほど笑っているだけ。
バカだお前は。
自分は人生を謳歌できると思っていた。
22年間の人生でもたげる恋をした。
他人は笑い。
友人もわらい。
私の不幸を啜る。
それが人生。
私には幸せが欠落している。
幸せになるのが怖いのに幸せを求め、全てが欠落している。