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シンデレラの両親結婚に関するあれこれ2

父と母は結婚した。

自暴自棄になった父と王族として貴族の義務だけで結婚した母。

父は母を婚約者としてではなく恐れ多くも幼なじみの妹として愛していた。

母は父に淡い恋心を抱いていたが、高位貴族ならまだ許す事ができたかもしれない。だが、成り上がりの商人の娘。侯爵家に行儀見習いで侍女として雇われたが、元々の身分が低いため雑役侍女として勤めていた。

母の身分から見ると下劣なアバズレに父を奪われ、父に裏切られ恥をかかされた母は心を閉ざし病んでしまった。

侯爵家がアバズレを調査した結果アバズレは婚約者がいたのだ。婚約者と付き合う前後複数の男と関係をもっていた。

普通行儀見習いは結婚相手が決まった者か探している者がなる。父は顔が良く筆頭侯爵家次期当主と上から数えたほうが高い地位に目が眩み無謀にも王族を退け高位貴族の正妻を望んだ事がアバズレの運のつきだ。

当時アバズレは付き合っている者の中から一番地位が高く裕福な者を選び選らばなかった者は火遊びの相手にした。

要するに男の敵だ。

アバズレに騙された男は数知れず、アバズレのせいで自殺した人間が少なくとも一人はいるのだ。

結婚間近の恋人のいる男を誘惑して破局させたのだ、しかも、恋人を奪われた女は妊娠していたアバズレに他の男を誘惑していると男に嘘を吹き込み女の廻りに噂を流した。貴族や中級階級は純潔を気にする。

だが、例外がある。結婚間近の恋人は新居で週末だけ夫婦同然の暮らしをする事がある。結婚前に子供ができてしまう事が良くある。結婚前の恋人が別れると世間的に離婚とみなされる。女は性的な関係が無くても傷物になる。

アバズレの被害者の結婚間近の恋人を奪われた女は一方的に浮気を疑われ、信じてくれるのは家族と親族のみの状態で塞ぎ込み録に食事や睡眠が取れず衰弱してしまった。結婚間近で別れると傷物になるので女は訳ありか年が親子程、酷い時は祖父母程の年の差と録な嫁ぎ先が無い。

暫くして女は妊娠に気づいたが男に妊娠を告げても自分は父親では無いと他の男の子供だと疑うのは目に見えていた。なので、女は女神の審判を受ける事にした。女神の審判は神官に遺書を預け神官に疑いに対して自分は潔白だと断言して短剣を心臓に刺して自害する。疑いが潔白なら女神の慈悲でどのような結果になろうと死ぬ事が無い。

女は結婚式の日に女神の審判を受け、女神の慈悲を授かり余りにも哀れと女神に同情され全てを忘れ眠れと時を止められ昏睡状態になった。

女神の加護を授かった女は眠りの聖女として神殿に保護された。

女の家族親族は噂だけで証拠も無く一方的に浮気を疑い婚約を破棄した男に強い憤りを感じていたが遺書を読み女の無実を女神に証明され強い憎しみを抱いた。女の平安の為にも神殿と相談の上で自殺して死んだ事にした。女の家族親族は男が何も知らずのうのうと生きる事が許せず女の遺書を男の元に送った。男は女に未練があったのだろう女の死と遺書を送られ慌てて女の家に飛んできた。女の無事な姿を探したが・・・・

出てきたのは女の家族。家族達は泣き腫らした顔で男を出迎えた。

娘は死んだお前のせいで。お前のせいで孫は死んだと罵った。

男は狼狽え右往左往し、吃りながら釈明したが女の家族に殴られ女の一族から絶縁を宣言される。

そして、男はさらなる絶望を味わう。

女は神殿に保護され眠り続けていたがある一人の王族が眠り続ける女を見初める。

王子は自分の妃にする為外堀から埋める事にした。王や神殿の長を説得し女の家族を説得し女を騎士団長の養女にした。

王子は神殿に足しげく通いつめ女に語り続け愛をささやいた。

やがて、女は目覚める。

女は王子に愛をささやかれ戸惑い悩むが、自分は記憶も無く誰の子供を身籠っているか解らないのにそれでも良いと言われ決意する。

女は王子に嫁ぎ女の子を出産する。王位継承権を与える事ができないので周りが女の子で安堵した。

女は王子の子供を男女数人産み男を忘れ幸せに過ごした。

男は下級の騎士だった。女が王子の側で幸せに過ごすのを噂で聞き絶望する。

何故自分はアバズレの言葉を信じたのか信じなかったら今頃は・・・・

娘に父親だと名乗れず顔を見る事もできず。

アバズレに人生を狂わされ復讐の機会を伺う者が大勢いた。

アバズレが侯爵家の制裁受けたさいアバズレの親族家族も復讐の対象にされた。

父はアバズレの裏の顔を理解させられ女性に絶望する。

父は母と関係を修復しようとするが結婚式まで会う事を拒否される。

結婚式と初夜を何とか無事に済ます事ができた。

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