久しぶり! そして……さよなら。
お金の使い方は人それぞれだと思うけど、私の使い道は決まっている。
それは、食事だ。食欲は人が生きる上での三大欲求の一つであって、それを満たすことこそ幸福であり、人が生きる意義ではないか!?
……なーんて、仰々しい理屈はどーでもいい。食べてる時が一番幸せなのだから、有限たるお小遣いをそこに突っ込んで、誰に責められることもないだろう。
ということで、高校生活も二年目に突入した私は、ツレのきの子と『今年も同じクラスだ夜露死苦記念』と称して、二人でご飯を食べるため――あと、ついでにお買い物のため、久々に街に繰り出すことにしたのだった。
きの子のヤツ、前の三学期あたりからミョ~に付き合い悪かったんよねー……? こうやって休日会って食べに行くのは冬休み以来かも。
それでも、待ち合わせ場所は『例のところ!』で通じるあたり、私らの間にブランクは感じさせない!
……と思ってたんだけどねー……。例のところと称した駅の自販機前におったツインテ幼女のお姿に、ワタクシ思わず
「貴様何者だ!?」
とか問い質しちゃったよ!
「こうして遊びに行くのは冬休みぶりですけど、学校では毎日会ってたじゃないですか……」
んなこたァ解ってる。でも、あまりに印象変わりすぎて、一瞬本気で別キャラ疑惑だったわ!
だってさー……、そんなフワフワフルリフルリなレースをあしらったスカートなんていつの間に買ってたんよ!? 普段はもっと無難なの着てたじゃん!
セーターっぽい長袖は、春の陽気と呼ぶにはまだ肌寒いからかモコモコで、胸元にデッケェリボンまであしらっておられるとは!
それら上下を春色ファンシーパステルカラーリングでキメやがってますですよ! 黒のPコートなんて着て来ちゃった私が色褪せて見えるじゃんか! ちなみに、中は部屋着同然のスウェットさんです。迂闊に上着脱げません。
「きの子よ……冬の間、一体何があったのかね……ッ!?」
「ふぇっ!? し……小説ですよ! 長編のオリジナル小説書いてたんです!」
ああ、そういや、きの子は部活ではシナリオ担当としてお話モリモリ書いてたっけ。このコにそんな趣味的特技があるなんて、そん時初めて知ったのだけど。
「アレとは別に? どっかの新人賞にでも応募するん?」
部で作ってたアドベンチャーゲーム用と平行してそんなことしとったとは……頑張るねぃ。
「送るかはどうかは判らないですけど……そういうワケで、ここのところ週末は忙しいんですよ」
む、過去形にしないところから察するに、これからも小説の趣味は続けていくと見た。
「まー、それでも学校帰りのマックくらいは付き合っておくれよ!?」
「そうですねー。平日は比較的時間ありますし」
できれば、またこうして休日にも出歩きたいものなんだけど。何だか寂しいねぇ……。
どうにも垢抜けない私と妙に小綺麗なきの子は、街行きの電車の席に並んで座る。改めて見ると、普段シンプルなゴムで留めてたツインテはファーファなシュッシュに包まれてるし、何気に唇もプリプリしてる気がする……!? 女子高生が化粧なんてしてんじゃないよ! 女子高生はなぁ、素でベッピンなんだから!
そんな色気付き気味なきの子だったけど話してみると、
「今年もまたテリタマが出てましたねー。アレを見ると、春って感じがします」
中身は昨年度版と変わりなくて安心した。
「うむうむ。テリヤキにハズレ無し! とはいえ、もう少し冒険心ある商品作りに挑戦してくれてもいいと思うけど」
思えば、前に一緒に食べたのはグラコロだったか。きの子との会食がワンシーズンぶりとか、私らの友情はどーなってしまったんだ!?
などと危機感を覚えながらも一先ずの目的地、食前の雑貨屋に到着。オープンしたばっかってこともあり、店の前には超長蛇の列が出来ておったよ。
客層は当然女の子が多いんだけど、話題のお店、ってことでカップルさんの組み合わせもチラホラと。でも、男の人側は無理矢理付き合わされちゃってるのが彼氏彼女の事情なんだろうねー。ご愁傷様お疲れちゃん。
そんな彼らの姿を見ながら……ハッ……これは……!? 私は恐ろしいことに気付いたよーな!
「マイフレンズ的きの子よ! この携帯で私の後ろ姿を撮ってみてはくれまいか!?」
きの子は携帯持ってないので、私は自分のパカパカを手渡す。
不所持とはいえ、別段機械音痴でもないので、きの子はスマートに私の後面を写真に収めてくれた。
そこに写るのは……む、むぅ……。スマート、じゃあないなぁ、どう贔屓目に見ても。ほら、私、包容力溢れるマシュマロ系女子だから。
でも……この小型ロリと並ぶと……ヤベェ。私の髪がショートで、パンツルックなのも輪を掛けてマズイ。私らうっかり並ぶと、後ろ姿はそこらの恋人模様じゃん! それも、こっちが男の方! ぎぇぇ!?
「えぇい! それ以上近付くな! 両手をあげて三歩下がれ!」
私はきの子に向かって両手をかざし、ガッチリとバリアを張り巡らせた!
「混み合った行列で暴れないで下さい」
あぁ、うん、そうだね。下手すりゃ列からはみ出て並び直しだもんね。しっかし……チクショウめ……! こんなことならせめてスカート穿いてくれば良かったわ。……制服のしかないけど。
そんなこんなで退屈することなくすんなり列は進み、私らも揃って入店達成。
「面白くて珍しいモノが並んでますねー」
うん、確かに。コンセプトとしては、海外版百均、ってところかな。低価格帯の輸入雑貨を扱ってるみたいで、日本ではあまりお目にかかれないデザインが華やかで楽しい。文具にアクセに健康器具、とジャンルもマチマチ。価格を基準に入荷方針決めてるからこういうラインナップになるんだねー。
でも、自分で欲しいか、っつーと……? うーん……。プレゼント用には丁度いいかも。
それにしても、メリケンはホントにベーコン好きなんだねぇ……。ベーコンの形したメモ帳とか、日本人には思いつかんわ。こっちのメモ帳はサンドイッチ。表紙だけでなく、横から見ると束ねられた紙がパンとレタスとハムの色合いになってて、とても美味しそう。いや、これもハムじゃなくてベーコンなのかな?
こっちのコレは……ナンジャラホイ? 形状としてはいわゆるペロペロキャンディー。とってもカラフルな斑模様な渦巻の円盤に、白い棒が突き刺さってる。でも、食べられない偽物の材質。とはいえ、置物としても何か違う気がする。
手に取って近くで見たら、その正体はすぐ判った。ゴムの束だった。色とりどりの輪ゴムを、ペロキャン型に固めてるんだ! ……使い始めたら崩れちゃうじゃん……。ほーんと、実用品というよりオサレな贈呈品かも。
一方のきの子は、何やら大きな袋を見ていた。立方体の針金枠に支えられた綺麗な模様の袋だ。そのオサレ袋の代わりにコンビニ袋でも引っ掛けたらゴミ袋にも見える。
「……って、それ、ランドリーボックスじゃん!」
いや、驚くようなことでもないんだけどさ。確かこのコ、そういうの使わなかったハズ。
というのも、お風呂に入る前に着てた服を全部洗濯機に入れちゃって乾燥まで全自動って生活してると以前聞いたことがある。洗濯物を溜めるような習慣なかったじゃん!
「えーと……まあ、うーん……あたしの生活も、少しずつ変わっていったりしてるんですよ!?」
何だか歯切れが悪い。コチラにチラチラ視線を送ってこないから、ツッコミ待ちでもなさそうだ。別に埋竹家のお洗濯事情なんて気にならないし、どーでもいーけど。
私が気になるのは、むしろ、あっちの謎の地球外生命体みたいなSFアイテム! 泡立て器の針金が壊れて蛸の足みたいになったような、どうにも筆舌しがたい形状の何か!
「ああ、それは頭皮をマッサージするものですね。こうやって……」
……とか何とかやってたら、思ってたより長居してしまった。別に時間制限による延長料金があったりするワケではないのだけど、こいつはちょっと誤算だった。
「今からゆっくりしてると……二軒目に入るの、間に合いませんね」
実はここに来る前、我々は事前に次に行く予定としていた別の雑貨屋さんに寄って、整理券を入手していたのだ! それも、三時入店の。あと一時間しかない。
本当は、も少しパパっと見て、ご飯食べてから次に向かう段取りだったのに、これじゃあ優雅なランチタイムと洒落込む余裕もありゃしない。
「この際、ご飯はその後にします?」
「それは断固拒否する」
それは、私のお腹が許さない! とはいえ、あまりのんびりしている猶予もない。
「しゃーないなぁ。何か軽くお腹に入れて、次の買い物はそれで乗り切ろう。本ランチはそれからだ!」
「それはもうランチって時間でもないですけどね」
とはいえ、ディナーと呼ぶにも早い。中途半端だな、ヲイ。
さて、折角街まで出てきたのだ。軽食とはいえ地元にもあるコンビニやチェーン店で済ませては興が削がれる。時間帯的にはアイドルタイムだから選択肢は広い。門戸を叩けば二人分の椅子はすんなり提供されるだろう。
賑やかな繁華街を縦断しながら、私は道路両側に並ぶ店々に目を光らせる。
「成美……目が怖いです」
友よ、こちとら必死なのだ。限られた時間で、この空腹感を忘れさせてくれる店は……と考えていたのだけど、とある店舗を目にした瞬間、私の思考は全て吹っ飛んだ!
「きの子! あの店にしよう! 何故なら、出会ってしまったから!」
私が指差す看板に、きの子は不思議そうに首を傾げる。
「ハンバーガーですか? 成美にしては意外と平凡なチョイスですね」
「平凡だと思うか!? あの店の歴史を知らんのか!?」
私も詳しくは知らない。ただ、知っているのは、アメリカから日本にやってきて、一時はそれなりに全国展開していたものの、数年前、日本でのフランチャイズ契約の更新を断られて母国に撤退してしまった、ということだ。
撤退した、はずだったのだ。
その店が……いつの間にか日本に再びやってきていた! 懐かしすぎて、入らずにはいられない! ハンバーガーなら時間も掛からないだろうし、こういうタイミングでは持って来いだ。
「へぇ、一度日本から無くなってたんですかー。知りませんでした」
きの子はそんな冷たいことをゆっとるけど、私にとっては馴染みの店だ。小学生の頃、実家の近所にあったから家族でちょくちょく行ったもんだよ。
『よーしパパ、トリプル頼んじゃうぞ!』
お父さんは決まってお肉三枚重ねの超高カロリーなヤツを頼んでたっけ。
でも、ここでマックのパティを想像されては困る。アチラさんがパウンダーだぞー、でかいぞー、とゆっていた以前からナチュラルにアメリカチックなサイズで作ってたんだよ。しかも、それを三枚。子供の私には到底食べきれる大きさじゃあなかった。
いつかは食べれるようになりたいなぁ……などと夢見ている間に、チェーンごと日本から無くなってしまったのだ。これはショックだった。
しかし……彼らは帰ってきた! これは、私への挑戦状だと受け止めて良いだろう!
レジ前に敷かれたメニューシートに目的のブツを見付けて、迷わず彼らからの宣戦布告に対して打って出る!
「トリプル一つ!」
これに対するバイトさんの反撃!
「セットでポテトも如何ですか?」
くっ……やはり、そう来たか……! だが……!
「……お、お水を一杯」
バーガーだけで超重量なんだよ! お値段的にもネ! サイドメニューなんて食べてる余裕ないわ! そもそも、これ単体で普通のセットと同じくらいの価格だもんねぇ。すまぬ。ドリンクはまたの機会に。
「成美……何とも凄いものを頼みましたね……」
写真を見ただけで、きの子は圧巻されている。
「とりあえず肉厚さえあれば満足感は得られる、ってお婆ちゃんがゆってた」
「今は軽く食べて、本番の食事は買い物後にする、と成美がゆってました」
あ…………。しもたーーーーーっ!!!
「だ……だが、人には越えなくてはならない壁があるんよ! これは、避けては通れない、逃げられない戦いなのだよ!」
「一体どこの大魔王と戦っているんですか……」
だが、あの圧倒的な存在感を目の当たりにすれば、その大魔王っぷりをきの子も理解できるはずだ……!
んで、そのきの子なんだけど、むしろ私からの教えを忠実に守って、チリビーンズのトッピングされたポテトフライとジュースだけにしてる。
しっかし……そのポテト、昔はそんなに量少なかったかな? 何だか、容器ごと目に見えて小ぢんまりしちゃってる。
でも、ドリンクの方のピンクレモネードは昔のままだね。小さなポテトとピンクの飲み物が今日のきの子にはヤバいくらいマッチしている。村の看板娘みてぇ。魔族の生贄にされがちなタイプの。
一方の私は、超勇者! 強大な魔物に対して敢然と立ち向かう正義のヒーローですよ! 今日の相手は何男!?
ドン!
キターーーーー!!
店員が注文の品をトレーに乗せただけで大興奮! 積年の再会に胸躍るワタクシですが、横で見ていたきの子のリアクションは薄い。
「いつもの成美らしいハンバーガーですね」
それは、褒めてない……!? 貴様、褒めてないなッ!? そりゃあ、ちょくちょくマックでビッグなヤツ食べてたけどさー! だが、この包み紙の中身を見たら、驚愕するに違ェねぇ!
次の買い物が控えているので、手近な一階のカウンター席に陣取って梱包剥き剥き。
ジャーン! 出ました、父の背中のような大きなハンバーガーが! 当時は指を咥えてお子ちゃまバーガーを食べるしかなかったけど、今日! 私は……父に追いついたんだ!
「うわぁ……」
あ! コラきの子! 何よ、その『うわぁ』って眼差しは! っつーか、声に出すな!
言いたいことは解っとる! 特に、乙女全開なお前さんと並べたら別次元の食べ物だよ!
きの子が普段私の隣で見慣れていたビッグなヤツは、中間にバンズが挟まれてたけど、コイツにそんなヤワなモノはない。ビーフとビーフの間にもビーフ100%! 合計1/4×3パウンズですよ!
そして、その肉厚と肉厚の隙間から、チーズがトロリと溶け出していて、食欲と共にカロリーの心配を抱かせてくれる。
私、知ってるよ。ここのお肉は冷凍されてないってこと。厨房の鉄板で一枚一枚焼いてるから、チンするだけの量産型とは違うのだよ! ちなみに、焼き過ぎちゃったお肉は、今きの子が食べてるチリソースの具材の一部になってたりする。硬くなっても、煮込めば美味しいからね!
あとねー、やっぱりレタスが一枚ドーンと入ってるのが嬉しいよねー。細切れだと、どうしても瑞々しさも損なわれ気味になっちゃうし。肉々しさを調和してくれるのは、やっぱり分厚い葉っぱなんだよ!
野菜といえば、スライストマトも忘れてはならない。焼きたてジューシーなパティの肉汁と、トマトの果汁が合わさるのがもう絶品なんだわー!
一口一口、身体中に染みわたるような高カロリー! たまんねーーー!!
「成美、鼻の頭にチーズ付いてますよ」
む……これは不覚……。とはいえ、こんだけ積み重ねたら食べ難いのは仕方がない。どんなに大口を開けても、この巨塊を上から下まで一直線に噛み切るのは人の骨格には無理だ。
なので、丸い果物を齧るように少しずつ削り取っていくしか無いのだけど、溢れ出す果汁のような肉汁で口の周りが汚れちゃうんよねー。食べやすさを求めて生まれたはずのサンドイッチが、食欲に負けた結果がコレだよ!
だが、それがいい! そのボリュームがいい! これこそアメリカ生まれのメインディッシュではござらんか!
右手のバーガーをパクつきつつ、左手には絶えず紙ナプキンを握りしめ、食べては拭き、食べては拭きを繰り返す。
そしてついに……完食じゃーーー!! ハンバーガー一個で何という満足感……!
しかし、父が見ていた景色はその先だ。今回、私はセットのポテトを頼めなかった。敗北ではない。しかし、完全勝利、ともいかなかった。
またココには来ないといけないな……。私たちの戦いはまだ始まったばかりなのだから……!
「お疲れ様です。でも、この後お夕飯食べられますか?」
う……ぐ……。正直、しばらく食べ物のことなんて考えられないくらい満腹なんだよな……。だが、しかし……! 今日はツレとの遊び歩きなのだから、ディナータイムはもっと素敵なレストラントで――!
と、意気込んでみたものの、やっぱ無理でした。ごめんなさい。
次の雑貨屋さんでも結構な時間見て回ったんだけど、足だけ疲れて結局空腹には至らず。お互い帰宅後に一人で寂しいお夜食になりそうだよ。無計画ですまねぇ。
この際、明日は日曜だし、このままどっちかの家でお腹が空くまで語り明かしちゃうか!? と思ったのも束の間、帰りの電車に乗るところで予想だにしなかった事態が発生しました。
「えーと……すいませんけど、今日はこの辺で」
ん? え? 何で反対方向のホームに向かうん? 今から寄り道とか、夜になっちゃうお?
「あ! あとですねー……。今日のことを誰かに尋ねられたら、『帰りも家まで一緒だった』ってことにしておいて下さいねーっ!」
手を振りながら別路線への階段を駆け上がっていくきの子。何だか、私と一緒にいた時より嬉しそうだった。浮かれている、と言ってもいい。
ぅ……ぅー……。これから『口裏を合わせないといけない相手』と『高校生として相応しくないこと』でもしに行くのかねぇ……。しかも、こんな時間から。
私はお昼のことを思い出す。可愛らしいチリポテトと父譲りのハンバーガー。私たち、もう、違う道を歩き始めてるのかな……。ずっと一緒にご飯食べてきたのに、私ゃすこぶる寂しいよ……。
でも、目的のホームに下り立って、こちらに向かって腕を振るきの子が見えたら、そんな不安も気にならなくなった。違う道を歩み始めて離れてしまっても、こうして相まみえることもある。私たちはそれでいいんだよ! ツレだもんね! 付かず離れず、ご飯を囲めばいいんだよ!
でもでも! 彼女が電車に乗って逆方向に去っていくと……ものスゲェ取り残され感! やっぱ悔しいわーーー!! 私もそういう相手欲しいおーーーーー!!!
もしそうなったら、私も今日のきの子みたいな格好するのかな? 食費を削ってでも。
……って、そんな自分は想像もできないや。笑えるんだか、笑えないんだか。
これからも、色んな人との出会いと別れがあるだろう。それでも、隣で食事に付き合ってくれる誰かがいてくれることを、私は切に願うのだった。
最終回のような雰囲気ですが、そもそも続きものでもないし、これで終わるつもりもありません。続きの予定も分かりませんが。
あくまで単発モノなので、また機会があったらよろしくお願いします。