【第二章】時空を超えた少女
登場人物
桜綾香菜梅
浩雪
晶樹
【第二章】時空を超えた少女
私の名前は香奈梅。名字は「桜絢」なのだが誰も名字で呼ぶ人はいない。私の友たちはみんな私のことを香奈梅と呼ばずこう呼ぶのである。
「香奈ちゃん」
理由は簡単である。呼びやすいから。
今現在私は二十七歳になったばかりであるが、普通だったら結婚していてもおかしくはないが、まだ結婚はしていない。
私は二十六の頃、フェイスブックでやっと同級生と連絡が取れ、そのつながりをきっかけに幼なじみと連絡が取れるようになった。むろん友たちに感謝である。
しかし、幼なじみを含めた人はみんな結婚したという。幼なじみの彼はメールでこういった。
「ごめんよ」
その後、彼は友だちとなったのであるが、私の人生はと言いますと、結婚相談所に行き、幸せにしてくれる人を見つけることを決意し、今の自分がいるわけで、そんな私が変な世界に行くということは私自身想像がつきませんでした。そして自分が時空を超えられるなんて知るわけもなかったのです。
それは、私が仕事帰りの最中の時でした。
「お疲れさまです」
「お疲れさま。まっすぐ電車で帰ること。」
「はい、主任。」
(今日も終わったな。家に帰ってピアノを弾こう。) 私は住宅地の中をとぼとぼと歩き始めた。
声がした…
「お姉さん、何か願いや会いたい人はいますか。」
女の人の声だった。誰と思い、少女は振り返り尋ねた。女は天女のような格好をしていた。
「あなたは誰?7」彼女は答えた。
「この世界を操る万人の願い主。」
「願い主…?」
願い主はうなずき。少女に尋ねた。
「自分の願いは叶えられている? 会いたい人と結ばれている?」
私は返答を返さなかった。正直に答えると彼女の力に何をされるか分らなかったからである。しかし、願い主は勝手に判断した。
彼女は言った。
「結ばれていない。」
少女は断った。
「いいんです。幸せになるための自分の人生を活動していますので。失礼します。」願い主はうなずき少女の目を見つめ、目を閉じ心の中で思い続けた。
(勇ましい少女だわ。けど逃がさないわ。私の力で過去に飛ばし、二度と戻れなくし未来を変えてやる。) そして彼女は諦めず慰めの光を空に放った。太陽光のような光を…。そして、願い杖の力を発動させた。ライトという慰めの光を。
ライトは激しい光を少女に放ち始めた。その光は星のような光だった。
「なに? この光。」
少女は願い主が光を放っていることに気づいた。少女は願い主に訴えた。
「早くこの光を止めて。」願い主は答えた。
「一度放たれた光は消えません。では。」
少女は引き留めた。しかし、願い主は笑いながら姿を消した。その瞬間、世界は分裂した。光は分裂した世界に放たれ、少女は真っ逆さまに落ちていった。
少女は悲鳴を上げ、怖くて目を閉じていた。
「…」
目を開けてみると私は空を飛んでいた。あたりを見渡すと別空間ばかりである。私は心の中で思い続けた。
この空間はいったい何処に向かってるのだろうか。帰らなきゃ。でもどうしたらいいのかわからない。誰か助けて。
恐怖のあまり私は悲鳴をあげた。その瞬間、少年の声が聞こえた。音がした。誰かに受け止められた音が。
目を開けて見ると中学の頃に離ればなれになった浩雪君がそこにいた。
「大丈夫?」
私は満面な笑顔で頷いた。周りを見渡すと同じ班にいた仲間がいた。
「助けてくれてありがとう。」」彼は答えた。
【第二章】時空を超えた少女
私の名前は香奈梅。名字は「桜絢」なのだが誰も名字で呼ぶ人はいない。私の友たちはみんな私のことを香奈梅と呼ばずこう呼ぶのである。
「香奈ちゃん」
理由は簡単である。呼びやすいから。
今現在私は二十七歳になったばかりであるが、普通だったら結婚していてもおかしくはないが、まだ結婚はしていない。
私は二十六の頃、フェイスブックでやっと同級生と連絡が取れ、そのつながりをきっかけに幼なじみと連絡が取れるようになった。むろん友たちに感謝である。
しかし、幼なじみを含めた人はみんな結婚したという。幼なじみの彼はメールでこういった。
「ごめんよ」
その後、彼は友だちとなったのであるが、私の人生はと言いますと、結婚相談所に行き、幸せにしてくれる人を見つけることを決意し、今の自分がいるわけで、そんな私が変な世界に行くということは私自身想像がつきませんでした。そして自分が時空を超えられるなんて知るわけもなかったのです。
それは、私が仕事帰りの最中の時でした。
「お疲れさまです」
「お疲れさま。まっすぐ電車で帰ること。」
「はい、主任。」
(今日も終わったな。家に帰ってピアノを弾こう。) 私は住宅地の中をとぼとぼと歩き始めた。
声がした…
「お姉さん、何か願いや会いたい人はいますか。」
女の人の声だった。誰と思い、少女は振り返り尋ねた。女は天女のような格好をしていた。
「あなたは誰?7」彼女は答えた。
「この世界を操る万人の願い主。」
「願い主…?」
願い主はうなずき。少女に尋ねた。
「自分の願いは叶えられている? 会いたい人と結ばれている?」
私は返答を返さなかった。正直に答えると彼女の力に何をされるか分らなかったからである。しかし、願い主は勝手に判断した。
彼女は言った。
「結ばれていない。」
少女は断った。
「いいんです。幸せになるための自分の人生を活動していますので。失礼します。」願い主はうなずき少女の目を見つめ、目を閉じ心の中で思い続けた。
(勇ましい少女だわ。けど逃がさないわ。私の力で過去に飛ばし、二度と戻れなくし未来を変えてやる。) そして彼女は諦めず慰めの光を空に放った。太陽光のような光を…。そして、願い杖の力を発動させた。ライトという慰めの光を。
ライトは激しい光を少女に放ち始めた。その光は星のような光だった。
「なに? この光。」
少女は願い主が光を放っていることに気づいた。少女は願い主に訴えた。
「早くこの光を止めて。」願い主は答えた。
「一度放たれた光は消えません。では。」
少女は引き留めた。しかし、願い主は笑いながら姿を消した。その瞬間、世界は分裂した。光は分裂した世界に放たれ、少女は真っ逆さまに落ちていった。
少女は悲鳴を上げ、怖くて目を閉じていた。
「…」
目を開けてみると私は空を飛んでいた。あたりを見渡すと別空間ばかりである。私は心の中で思い続けた。
この空間はいったい何処に向かってるのだろうか。帰らなきゃ。でもどうしたらいいのかわからない。誰か助けて。
恐怖のあまり私は悲鳴をあげた。その瞬間、少年の声が聞こえた。音がした。誰かに受け止められた音が。
目を開けて見ると中学の頃に離ればなれになった浩雪君がそこにいた。
「大丈夫?」
私は満面な笑顔で頷いた。周りを見渡すと同じ班にいた仲間がいた。
「助けてくれてありがとう。」」彼は答えた。
「私だよ、浩雪君。香奈梅だよ。覚えてない?」
俺は嬉しかった。電話の相手があの中学の頃の香奈梅だったから。
俺は思った。
( ああ、やっと何年ぶりにか君の声を聞いたな。)俺は彼女の名前を呼んだ。
【未来の世界】
プルプル…
「誰だよ。俺に電話くれるの。」
電話を僕は取った。
「もしもし?」
「私だよ、浩雪君。香奈梅だよ。覚えてない?」
俺は嬉しかった。電話の相手があの中学の頃の香奈梅だったから。
俺は思った。
( ああ、やっと何年ぶりにか君の声を聞いたな。)俺は彼女の名前を呼んだ。
「香奈梅…」
「浩雪君。」
俺は彼女に尋ねた。
「なにかあったのか?」
彼女は助けを求めていた。
「助けて、浩雪。変なやつに訳分からない世界に飛ばされたの。助けて!」その思いは聞こえた。
「香奈ちゃん!」
浩雪が叫んだ声は光となり消えた。そして、その光は糸になり私に届いた。私は糸をつかんだ。その瞬間、未来の彼の声が聞こえた。電話をかけ叫んだだけなのに。
「ああ、聞こえる。聞こえるよ。浩雪君。私はここよ。」。
その時、声が聞こえた・・・友たちになった彼の声が…。
世界に…私が消えた世界に…途切れた糸がつながった。
【過去の世界】
「私は伝えたわ、未来の浩雪君に。もちろん未来の浩雪君の声が聞こえたよ。浩雪君は聞こえた? 未来の浩雪君の声。」僕は頷いた。そして決意を固め香奈梅に伝えた。
「香奈梅。僕は君に返す。僕も未来の自分の声が聞こえた。だから僕を頼って欲しい…。」香奈梅は頷いた。
「うん」
私は彼を信じることにした。そして彼に頼んだ。
「浩雪君お願いがあるの。私はあなたを頼るわ。だから私を助けてほしい。」彼は言った。
「分かった…。」
「ありがとう。」
うれしさのあまり涙がこぼれ落ちた。
私は迷惑をかけたと思い、彼の前でひたすら泣き謝り続けた。何度も何度も繰り返した。
「ごめんなさい、ごめんなさい…。」
「…。」
浩雪は謝る香奈梅を見て、何も言えなかった…。けれど体が勝手に動き始めていた…。
大好きな彼女を見捨てることができず、浩雪は彼女を抱きしめてしまった。今までならこんなことなどするはずなかったのに。
「浩雪君…。」
浩雪は告げた。
「何も言わなくてもいいから。この世界だけの僕を見て欲しい。例え君が未来から来ても願い主により飛ばさされても。君の未来や僕の未来は変えられない。これからも。ずっとだからこの世界の中で僕とやり直しをしよう。未来の自分たち分まで。」
「浩雪君…、ありがとう。」
私は涙を流しながら言葉をつないだ。
「離れた分は取り返せない。私は卒業前に「好き」と言いたかった。けど言えなかった。だから無理なの。もしそれが可能だとしても。それをしたら願い主の思い通りになる。そんなのダメ。だから諦める。」
「香奈ちゃん…。」
僕は嫌だと思った。たとえ叶わぬ過去でも変えられるものなら変えたいと。あきらめが悪い僕は決意を固めた。
そして、彼女をぎゅっと抱きしめながら伝えた。
「僕は諦めない。たとえそうなったと、そんな世界になってたとしても僕は君を好きでいたい。どんな結果になろうとこの世界では君は僕だけのものだ。だから諦めないよ。君を元の世界に返すまでは。だから卒業前に僕に告げて欲しい。「好き」という言葉を僕も君に伝えたい。だから諦めて欲しくない。君の声や君の笑顔は僕だけのものだから。」
「…うん。」
洋子ちゃんは私たちの様子を見ながら声をかけた。
「とりあえずみんなで行動しよう。」
「そうだな。」
私は笑顔で返事をした。
「よろしくね。」
「おう。」
僕は心の中で思った。
僕は君が元の世界に戻れるよう君の側にいることを誓う。
君が未来に消えても。 君がどんな世界の中で暮らしていても君の声や笑顔、君は全てたった一人の僕が大好きな大切な友たち。だから君は僕だけのものだよ。香奈梅…ずーっと。
私は懐かしの三班とともに行動することにした。
そして、私は元の世界に帰るために三班チームとなり、ともに学園生活を始めたのである。




