第十二話アリスと夕日
アリスと夕日
僕は涼宮夕日、社会人だ。 僕は毎日いつものように仕事をし、休日は外に出かけ、蓮花というチームの踊りの練習をしたりして楽しい充実な日々を過ごしていた。だがそんな日は長くは続かなかった。突然嵐がおこり、各地で地震がおきて大変な状態でした。 空からは黒いかけらが落ちてきた。 伸多郎は俺に問いかけた。「夕日、あの空から降ってくる欠片はなんなんだ。それに胸が苦しい、息ができないくらいだ。 皆もそう言っている。地面の揺れも止まらない。教えてくれ」
「あれはアルテミス呪だ」
「アルテミス呪ってなんなんだ」伸多郎は彼に尋ねました。
「昔、父と母に聞いたことがある。この宇宙と地球の間に時空国がそんざいすると。
その時空国はセイヌス国というくにらしくて。美しい国みたいだ。王はこの地上にいた 旭という男らしい。もう一度もこの地に帰っていないが、王になったのではないかって親はいつもいっていた。 噂だがな。その噂は時空国が時空の力で伝えてくれてるんだ。毎年、その時空国の光りの欠片がお祭りで落とされるんだ。俺らが踊りで舞をしているときに。毎年、八月の祭りの日にだが。
けど一部のひとしか知らないんだ。だがこの話は嘘ではないんだ]
「ああそうだな。俺も祭りでお前と舞をしたとき、降ってくるのみたことあるから。じゃあ今降ってる 欠片は黒いがなんなんだ」 「あれはアルテミス呪のかたまりのかけらだ。時空から降ってきている。
降ってくる理由はかつて初代王サファリがこの地上を時空の闇、ダーラの力で支配していたんだ。どうしてしていたかというと旭の妻、クラインの両親がアルテミス・サファリ王に塔に閉じ込められ 封印されていたんだ。クラインの母が罪を犯したと思い込み、その罪を娘のクラインに責任を取らせたんだ。 だがクラインが旭を時空国に連れてきた瞬間、時空国に変化が起きたんだ」
「変化って?」
「旭が時空乃神から時空の神の力を信託し、その力でダーラの呪を封じ込めたからサファリが犯したことが間違えであるということが分かったんだ。クラインの両親は闇の力からから解放され 目覚めた。そしてサファリはクラインの叔母、ゼウスに処刑され、この世から姿消えて、この地上と時空国セイヌス国はゆがみと闇か
らすくわれたんだが、サファリは一族に恨みを持ち、怨念としてアルテミス呪となり
蘇ったときいている。そのアルテミス呪がいま宇宙の時空国のすぐそばにあり、その力がこの地上に欠片となり降ってきてるんだ」
「そうだとしてもお前の力ではなんとかならないのか」夕日は黒い欠片をどうにかする方法を考えていた。 そのとき、空が暗くなり、青い雨が降った。人間は雨だと思い、傘をさす等をする。僕は雨だと思い傘をさした。だが雨は止み、風が吹き、花ビラが降ってきた次の瞬間、今度は光が大量に落ちてきて地面が揺れた。 僕は傘を閉じ、走っていくと道路の横断歩道の真ん中に白いドレスを着て、靴は白いヒール靴を履いていて、髪の長い少女が手を広げ舞っていた。
僕は彼女に一目ぼれし、彼女の傍に行った。
僕が、見上げた空に巫女がいたその巫女は子供の頃、読んでもらった絵本にでてこなかった巫女だった。
彼女は、時空国の安定のため地上に舞い降り、時空の魔術を唱えた。「ここが地球ね。さあこれで時空国が救える。さあ闇の力の源となる珠
よ。汝、時空の巫女、アリスの命に答え。闇を解き放ちたまえ。ダークオルフェード!」バン
闇が空から落とされた。闇が解き放たれた瞬間、人々は倒れた。彼女が放った闇が地上に住む人々の体に入ったからである。人々の苦しい声が空に聞えた。その瞬間、時空国のゆがみは収まった。アリスは手を広げ笑った。
「やったわ。お父様。時空国を守ったわ。これでゆがみも収まった」夕日は仲間が闇に侵され倒れた瞬間ををた。彼は仲間に駆け寄った。
「おい。しっかりしろ。伸多郎。」
「夕日、俺はもう助からない」
「大丈夫だ。そうだこれを付けろ。光のペンダントだ。少しは体の呪詛を浄化できるはずだ」「ありがとう」夕日は頷き、伸多郎に光のペンダントを付けた。その瞬間、彼の体は浄化されて言った。「これでひとまず。どうにかなる。俺はあの闇をとめてくる。ここにいろ。きっと何とかするから」伸多郎は頷き、眠った。夕日は北北西の方向へ向かった。演舞に着る衣装をまとって。 そして彼は北北西の町にたどり着いた。空を見上げると巫女が笑いながら待っていた。
僕は驚いた、彼女の周りをみるとたくさんの町の人が死んでいた。 物すべて別の建物、景色に変わっていた。
「君が殺したの?」僕は彼女に尋ねた。
彼女は答えた。「私が殺した。」
彼女は笑っていた。「なぜみんな殺した。僕は、今どこにいる。」
「なぜってそれが私の仕事だから…私はここを滅ぼし変える。だから私は空からこの地に来たの。あなたがいる場所は過去の世界。 私は未来の世界を過去に変えただけ。だから人も建物も変わる。素晴らしいと思わない?夕日は叫んだ。 「お前か。俺の仲間やこの世界の人を闇に染めたのは」彼女は地上に舞い降りて言いました。
「そうよ」
「なぜそんなことをした。」
「我が国を救うためよ。」
「そんなことはしてはいけない。誰の命でしている?」夕日は尋ねました。彼女は言った。
「私の父よ。父はかつて人でした。ですが私の母、クラインのご両親が亡き、アルテミス叔父様の命で塔に閉じ込められていたので す。お母さまは両親を助けるため、この世界を救うため私の父を連れてきたのっです。父は王になり、この世界と時空国を救ったわ。けどそれも長く続かなかったの。ゆがみはいまも続いてる。ゼウスの力でも試したわ。時空国の力でもでも時空のゆがみは収まらなか
った。原因はわからない。だから父は一度この世界をリセットし、新たにゼウスの光りと、時空の力でこの世界を救おうと考えたの。
私はそれを成し遂げるためにきた。この世界と時空のために」
「それは間違っている。」
「なぜ?」彼女は夕日に尋ねました。夕日は彼女に告げました。「この世は仏性で備わっている。人の心にも。巫女、動物にも仏性がある。自然にも。この仏性は、エネルギーの源であり、宇宙と地球の間に存在する。私達には見えないが。それを時空という。だから我々は地上からでることができない。その時空は君らのことを さしているんだ。俺もその一人である。ここを支配する代わりに自分を連れて行ってください」「彼女はその言葉に惚れた。彼女は尋ねた。 「そうすればあなたは記憶もすべてなくし、ただの時空王になるのよ。それでいいの」
「ああ。この世界と君が救えるなら構わない」
彼女はその言葉を受け止めた。そして彼を抱きし、告げた。「あなたの言葉を信じ、あなたを連れて行きましょう」
彼は頷いた。二人は抱き合い、空へと消えた。その瞬間、時空国は光った。そして地球にも光が放たれた。 彼女の涙は彼の言葉により消えた。やがて彼女は彼の前に舞い降りた。「あなたの気持ちは理解しました。ではあなたをもらいます。あなたの愛を受け入れます。私と共に参りましょう。」彼は頷き、彼女の手を握った。彼は少女と空に上がった。
「私もあなたが好き、あなたと共にありたいと思っているわ。あなたの忠誠心好きよ。私を止めてくれてありがとう。最後に聞かせて、あなたの名前を。」彼は言った。「俺は涼宮夕日だ。君の名は?」
「セイヌス・アリスよ。アリスと呼んで、夕日。」
「ああ。よろしく。私のアリス。」アリスは微笑み彼に靠れた。二人は口づけをしながら空へと消えた。その瞬間、彼の世界はもとの世界に戻り、人々から彼の存在は消えた。
これが時空のすべての始まりである。




