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時空乃香菜梅  作者: 椿×藤藤


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【第十一章】暗黒の騎士

一番迫力あるシーン

「断る。私は帰る。あなたと行かない!」

「残念だわ。じゃあここで死になさい。私は枩浦尚美チーフよ。さあ汚くなり死になさい。」バン 彼女から闇が解き放たれた。

「闇だ。防衛!」浩雪は防衛結界を張り、闇を祓い飛ばそうとした。だがその闇は結界をすり抜けて、香菜梅に入り込んだ。その瞬間、香菜梅は動けなくなった。「しまった。香菜梅、大丈夫か。」浩雪は香菜梅に駆け寄った。「うん。だけど動けない。体が。恐ろしい闇を感じる。怖い。死にたい。私は何も悪くないのにただ帰りたいだけなのに。なぜこんなに苦しいの。私、間違えたことしてないのに。どうして…こうなるの。なんで、なんで…あ!」香菜梅は叫び泣き崩れた。

浩雪は香菜梅を抱きしめた。「香菜梅、瘴気に呑まれるな。目を醒ましてくれ、香菜梅。」しかし、香菜梅には声が届かない。香菜梅の頬から黒い涙があふれ出ていた。

「どうしたらいいんだ。俺は。」浩雪は香菜梅を救えない自分を責めていた。

彼女を抱きしめながら。 枩浦はその光景を見て笑っていた。

「ふふふ。汚い彼女でいいから。そのまま早く闇に落ちて死になさい。」 友也は枩浦が笑っている姿を見て、怒りに満ち、剣を抜いた。そして、彼女のもとに歩き始めた。

スタスタ

友也は歩きながら呪文を唱えた。

「ゆらめく光よ。心燃やせ高らの光りよ。闇を照らせ。その王国に光を灯しその歌声を汝に届けよ。」光が友也を包みこんだ。その瞬間、友也は紫と青色の衣装に変わった。そして友也はその衣装をまといながら。剣を握り、呪文を唱えながら舞い始めた。 「朝よ。闇を光に照らせ。山海の彼方を超え、古の闇を浄化し、明くる朝を照らし、邪悪を打ち砕きたまえ。」友也が呪文を唱えながら舞い、枩浦に着いた。その瞬間、彼女は苦しみ始めた。

「くっ。これはなんですか。私の体が溶けていく。苦しい。」声がした。

「それは枩浦さんの力よ。」それは芳田チーフ、土井さんだった。

「芳田チーフ、戸井さん。どうしてここに。」

「私達は彼の舞の力でここに来た。枩浦さん、あなたはもう彼の力により消えるでしょう。ですがまだ和解できる。それまであなたは元の世界に帰るのです。」

「わかりました。」土井さん達は頷いた。

時空家の枩浦という女は友也の舞により消えた。

その時、奇跡が起きた。香菜梅に入り込んだ呪詛が消え始めた。 舞により現れた土井さん達は香菜梅に近づいて香菜梅に手を添え、彼女に言った。

「よくがんばったね。香菜ちゃん。きっと香菜ちゃんが元の世界に帰れた時、この世界と同じ現象がまた起きる。けどまた私達と所長と乗り越えながら成長していこうね。また会おう。未来で。」土井さん達は彼女に告げ、この世界から消えた。

香菜梅は意識を取り戻した。「あれ。私、助かったの。」

「ああ。友也が助けてくれた。」浩雪は言った。 「お兄ちゃんが。」

「ああ。」

「お兄ちゃんありがとう。」

「ああ。」

「お前やるじゃん。どこでそれ覚えた。」浩雪は尋ねた。「わからないけどなんか使えた。たぶん未来でも使えてるのかもしれない。」友也は言った。

香菜梅達は頷いた。「じゃあ行こうか。」亜由美は剣を抜き、告げた。

香菜梅達は再び階段を上った。

階段先に城の姿が見えた。「城だ。みんな、門が見えるぞ。走れ、あと少しだ。」亜由美は香菜梅達に言った 。

「うん。。」 私達は城をめがけて階段を走り出した。その時、階段が揺れた。

「何?:」

私達は階段の城の前を見た。城の前に女性が立っていた。

その女性は髪をくくり、足を広げ、剣を突いて目を閉じ、呪文を唱えていた。

服装はピンクのズボンにピンクと白のポロシャツを着ていた。「我が名は前江田譽。あなたを排除するものなのよ。あなたをここから出すわけにはいかない。あなたにはここで死んでもらうわ。崩れていきなさい。」彼女の言葉はこの世界を支配していった。

周りが彼女の言葉ですべてが崩れていった。

ゴロゴロ

「まずい。崩れるぞ。走れ!」

「うん。」

私達は亜由美の叫びにより、亜由美と階段を走り続けた。 しかし、彼女の力は全てを崩壊させる言葉の力であり、私達の動きを崩した。

私達はなんとか上がれた次の瞬間、香菜梅は階段から落ちた。 「しまった。香菜梅!」

「浩雪君!私は大丈夫。必ず戻るからみんなで彼女を破壊して!」「わかった。待ってるぞ。」私達は手を伸ばした。

そして私は消えた。「よく無事ね。ほめてあげる。」前江田は笑った。

「お前の褒めは必要ない。貴様を破壊し、香菜梅と無事帰る。覚悟せよ。」

「あの子は戻らない。」

「戻る約束したからだ。」

「そう。ならこの私を倒して。さあ来なさい。」前江田は闇を解き放った。

前江田は剣を地面に着き、呪文を唱えた。

「時空乃闇よ。邪悪な光の剣士を破壊せよ。ダークファンタジーロード!」前江田は闇を解き放った。

その闇は浩雪に襲いかかった。「無駄だ。聖なる光よ、環が光を解き放て。精霊リングソード!」

浩雪が放った光は前江田の力を浄化した。だが力は彼女の方が上手だった。「くっ、このままじゃ。」

「私に任せて。フラワーライト。」三保は光で前江田の力を切り裂いた。だが前江田の力は再生した。

そして、三保に襲い掛かってきた。 「くっ、なんて強さなの。」

「私がなんとかする。イル―ジョンバスター。」日登美は前江田の力をイル―ジョンの力で再現し、本体を破壊した。

【第十一章】暗黒の騎士

香菜梅達は時空乃扉がフラワーホテルの中にあることに気付き、ホテルに侵入した。そこで出会ったのは未来で出会うはずのチーフとメイドだった。香菜梅達はチーフに部屋を開けてもらい、メイドの戸井先輩と共に部屋に突入し、客室清掃を共にしながら扉を開放し、先輩と未来で会う約束をし、時空の扉の世界に飛び込んだ。

飛び込んだ世界は扉を超える前の世界と関係がある世界であった。

香菜梅達はその世界で時空城につながる階段を見つけた。

そして、その階段につながるビルを見つけた。だがビルに向かう途中に竜に襲撃される。

香菜梅の兄友也は香菜梅達を守るため神の力で竜を切り裂こうとする。

。しかし、竜は友也の力を跳ね返した。

死の危機に陥った香菜梅達。だが奇蹟が起きた。

ビルの社員松下さんが特殊剣で竜を切り裂いた。

香菜梅達は彼女のおかげで時空階段につながる時空城階段にたどり着いた。 香菜梅達がその階段を渡ろうとしたそのとき、時空の騎士、黒騎士が現れた。

「なんて数なの?」

三保は驚いた。「感心してる暇ないぜ。みんな行くよ!」亜由美は剣を抜いた。

「おう。」香菜梅達は騎士たちと激しい戦闘を繰り広げた。

「食らえ!時空乃呼吸十二解放雷神六連ソード!」亜由美は剣で戦闘騎士を切り裂いた。

「今だ。三保!」

「うん。古の波動よ。汝の命に応え、今こそ暗黒の闇を打ち払え!ファイアーオブジェクトバスター」三保が放った火の剣の力は亜由美が切り裂いた兵を焼き尽くした。だが時空の暗黒の兵士は立ち上がった。「我は人の軍。簡単には死なない。はー」

「なんだ。やつのような人間の意思を持つ兵士なんて見たことない。」三保は驚いた。「おそらく王が人間だからだ。やつが自分の意思を兵士に流したんだ。だから自分の意思を強く持っているんだな。」亜由美は言った。

「ここは俺に任せろ。食らえ。聖なる刃よ。今こそ我が汝の力となり古の悪しきものを祓いたまえ。ライトオブ精錬!」バン 浩雪が放った力は兵士たちを破壊した。「わー。この我らが敗れるとは。だが悔いはない。王さま我に命をくれありがとう。」兵士達は空に感謝の言

葉を告げ、涙を流し消えた。「行こう。」

亜由美達は暗黒の時空騎士を撃破し、さらに階段を上った。だが上った先にまた次の階段があった。その階段には再び、兵士が待ち構えていた。「ここは私に任せて。古の光よ。我が問いに応え悪しき黒騎兵を打ち砕け!フラワーライトイル―ジョン」香菜梅が放った花力が

兵士たちに襲いかかった。「我にはそなたの能力は効かぬ。時空バスター!」

兵士は時空の力を使い、香菜梅の力をはじき返した。「くっ、このままじゃやられる。」

「大丈夫。私が守ってあげる。食らえ、光の波動ミラーッジュバスター」香菜梅に襲いかかった兵士の力は消えた。

「すごい。あなた、誰?」

「私は永尾雪だよ。この剣は私の鞘。松下さんから仕事頼まれてここに来たの。」

「そうだった。助けてくれてありがとう。」

「うん。感心してる暇ないわ。今倒した兵が立ちあがったわ。私だけじゃどうにもならないかもしれない。サポートできる。」

「うん。」

「そのサポート俺がやる。後ろは頼んだ。」

「私も。三保、日登美、彼女のサポートを。」

「わかった。」

「行くぞ。」

雪は頷き剣を抜いた。「切り裂け、聖なる剣よ。悪しき闇を切り裂け烈風ソード!」雪が放った剣の一撃は兵士を切り裂いた。 「いまよ。香菜ちゃん。」香菜梅は頷き、呪文を唱えた。

「古の光よ。汝の命に応え古の青龍の光を解き放て。ライトフラワー」

香菜梅が放った蒼き光は切り裂かれた兵士を破棄した。だが兵士は再び転生しようとした。

「今よ。亜由美ちゃん!」

「おう。時空剣よ。真の姿に蘇り、汝の命に応え、闇族を破壊したまえ。時空蓮華暁バスター」亜由美が放った時空剣の力は太陽のような光で兵士たちを焼き尽くした。その瞬間、兵士たちは苦しみ始めた。

「わっ^」そして彼らは灰となり消えた。

「助かったの?」

香菜梅は亜由美に尋ねた。

「ああ。雪っていったな。俺達を助けてくれてありがとう。」

「うん。みんなの役に立ててうれしい。私が案内できるのはここまで。」

「そうなんだ。もう少し一緒にいたかったな。」

「私も香菜梅ともう少し一緒にいたかった。だけどもうすぐ仕事終わるから事務所に戻らないと。三時あがりだから。」

「そうなんだ。じゃあここでお別れだね。けどまた未来で会おうね。」

「うん。じゃあありがとう。」香菜梅は雪を見送った。雪は香菜梅と別れ、階段を下り、戻った。

「さあ行こう。あと少しであの空の階段だ。」浩雪は言った。

「うん。」私達は階段を上った。ようやく空の時空階段に辿り着いた。だが階段には兵士が立っていた。

その騎士たちは弓軍だった。

「放て!」バンバン 「危ない!古の光よ。汝よ、守りたまえアーメン」日登美が祈りを捧げた瞬間、光の結界が発動した。その光の結界が矢を跳ね返した。「今よ。三保。」

「うん。聖霊よ。汝の光を解き放て。精霊ソード」 バン

時空弓軍が放った矢は三保の力により破壊された。その瞬間、軍は苦しみだした。

「くっ、我らが過去の人に打ち砕けられるなんて。なんて奴だ。くそ!」弓軍は叫びながら灰となり消えた。

「二人とも助かった!行くぞ。みんな。」亜由美は剣を握り叫んだ。私達は亜由美と共に最上階に向かって空の最終階段を駆けた。駆け上がると瘴気が漂っていた。友也は感じた。

「紗綾、香菜梅。俺の後ろについてろ。強い闇を感じるぜ。おそらくこれは時空国の部下だ。」

「なんだって。」浩雪は驚き剣を抜いた。

「おそらく他の世界にいた人物だ。過去の世界に内通者がいる可能性もあるってことだ。相手は女性だ。気をつけろ。」「うん。」三保たちは剣を構えた。私と姉は友也の後ろについた。

ゆっくり駆けあがると女性が立っていた。その女性は少しぽっちゃりした体形だ。服装はピンクのメイド服を着ていた。

「あなたは時空に飛ばされた香菜梅ね。あなたのことは時空家の王から聞いているわ。私はあなたをこの先に行かせないように頼まれてい

るメイドよ。あなたが先程いた世界の二年前の世界にいた同僚よ。」

「知らない。」香菜梅は言った。「そうね。、まだ私に会ってないから。でもいずれ私とは会うわ。けどそれは叶わない。あなたは戻ることができないから。私と共にあの世界で一緒に仕事するから。さあ行きましょう、香菜梅さん。」

「断る。私は帰る。あなたと行かない!」

「残念だわ。じゃあここで死になさい。私は枩浦尚美チーフよ。さあ汚くなり死になさい。」バン 彼女から闇が解き放たれた。

「闇だ。防衛!」浩雪は防衛結界を張り、闇を祓い飛ばそうとした。だがその闇は結界をすり抜けて、香菜梅に入り込んだ。その瞬間、香菜梅は動けなくなった。「しまった。香菜梅、大丈夫か。」浩雪は香菜梅に駆け寄った。「うん。だけど動けない。体が。恐ろしい闇を感じる。怖い。死にたい。私は何も悪くないのにただ帰りたいだけなのに。なぜこんなに苦しいの。私、間違えたことしてないのに。どうして…こうなるの。なんで、なんで…あ!」香菜梅は叫び泣き崩れた。

浩雪は香菜梅を抱きしめた。「香菜梅、瘴気に呑まれるな。目を醒ましてくれ、香菜梅。」しかし、香菜梅には声が届かない。香菜梅の頬から黒い涙があふれ出ていた。

「どうしたらいいんだ。俺は。」浩雪は香菜梅を救えない自分を責めていた。

彼女を抱きしめながら。 枩浦はその光景を見て笑っていた。

「ふふふ。汚い彼女でいいから。そのまま早く闇に落ちて死になさい。」 友也は枩浦が笑っている姿を見て、怒りに満ち、剣を抜いた。そして、彼女のもとに歩き始めた。

スタスタ

友也は歩きながら呪文を唱えた。

「ゆらめく光よ。心燃やせ高らの光りよ。闇を照らせ。その王国に光を灯しその歌声を汝に届けよ。」光が友也を包みこんだ。その瞬間、友也は紫と青色の衣装に変わった。そして友也はその衣装をまといながら。剣を握り、呪文を唱えながら舞い始めた。 「朝よ。闇を光に照らせ。山海の彼方を超え、古の闇を浄化し、明くる朝を照らし、邪悪を打ち砕きたまえ。」友也が呪文を唱えながら舞い、枩浦に着いた。その瞬間、彼女は苦しみ始めた。

「くっ。これはなんですか。私の体が溶けていく。苦しい。」声がした。

「それは枩浦さんの力よ。」それは芳田チーフ、土井さんだった。

「芳田チーフ、戸井さん。どうしてここに。」

「私達は彼の舞の力でここに来た。枩浦さん、あなたはもう彼の力により消えるでしょう。ですがまだ和解できる。それまであなたは元の世界に帰るのです。」

「わかりました。」土井さん達は頷いた。

時空家の枩浦という女は友也の舞により消えた。

その時、奇跡が起きた。香菜梅に入り込んだ呪詛が消え始めた。 舞により現れた土井さん達は香菜梅に近づいて香菜梅に手を添え、彼女に言った。

「よくがんばったね。香菜ちゃん。きっと香菜ちゃんが元の世界に帰れた時、この世界と同じ現象がまた起きる。けどまた私達と所長と乗り越えながら成長していこうね。また会おう。未来で。」土井さん達は彼女に告げ、この世界から消えた。

香菜梅は意識を取り戻した。「あれ。私、助かったの。」

「ああ。友也が助けてくれた。」浩雪は言った。 「お兄ちゃんが。」

「ああ。」

「お兄ちゃんありがとう。」

「ああ。」

「お前やるじゃん。どこでそれ覚えた。」浩雪は尋ねた。「わからないけどなんか使えた。たぶん未来でも使えてるのかもしれない。」友也は言った。

香菜梅達は頷いた。「じゃあ行こうか。」亜由美は剣を抜き、告げた。

香菜梅達は再び階段を上った。

階段先に城の姿が見えた。「城だ。みんな、門が見えるぞ。走れ、あと少しだ。」亜由美は香菜梅達に言った 。

「うん。。」 私達は城をめがけて階段を走り出した。その時、階段が揺れた。

「何?:」

私達は階段の城の前を見た。城の前に女性が立っていた。

その女性は髪をくくり、足を広げ、剣を突いて目を閉じ、呪文を唱えていた。

服装はピンクのズボンにピンクと白のポロシャツを着ていた。「我が名は前江田譽。あなたを排除するものなのよ。あなたをここから出すわけにはいかない。あなたにはここで死んでもらうわ。崩れていきなさい。」彼女の言葉はこの世界を支配していった。

周りが彼女の言葉ですべてが崩れていった。

ゴロゴロ

「まずい。崩れるぞ。走れ!」

「うん。」

私達は亜由美の叫びにより、亜由美と階段を走り続けた。 しかし、彼女の力は全てを崩壊させる言葉の力であり、私達の動きを崩した。

私達はなんとか上がれた次の瞬間、香菜梅は階段から落ちた。 「しまった。香菜梅!」

「浩雪君!私は大丈夫。必ず戻るからみんなで彼女を破壊して!」「わかった。待ってるぞ。」私達は手を伸ばした。

そして私は消えた。「よく無事ね。ほめてあげる。」前江田は笑った。

「お前の褒めは必要ない。貴様を破壊し、香菜梅と無事帰る。覚悟せよ。」

「あの子は戻らない。」

「戻る約束したからだ。」

「そう。ならこの私を倒して。さあ来なさい。」前江田は闇を解き放った。

前江田は剣を地面に着き、呪文を唱えた。

「時空乃闇よ。邪悪な光の剣士を破壊せよ。ダークファンタジーロード!」前江田は闇を解き放った。

その闇は浩雪に襲いかかった。「無駄だ。聖なる光よ、環が光を解き放て。精霊リングソード!」

浩雪が放った光は前江田の力を浄化した。だが力は彼女の方が上手だった。「くっ、このままじゃ。」

「私に任せて。フラワーライト。」三保は光で前江田の力を切り裂いた。だが前江田の力は再生した。

そして、三保に襲い掛かってきた。 「くっ、なんて強さなの。」

「私がなんとかする。イル―ジョンバスター。」日登美は前江田の力をイル―ジョンの力で再現し、本体を破壊した。

前江田は苦しんだ。

「あー。」

「今よ。亜由美ちゃん、紗綾、友也。」

「おう。行くぞ。揺らめく光よ。風の海そろえて光の海となり、思いを寄せ、悪因を光に変えたまえ。彼方の空に解き放て!光悪除霊バスター!」友也は浄化の力を解き放った。

「今だ。紗綾。」「うん。聖なる光よ。闇を消し去りたまえ。七色光ソード。」紗綾の力は友也の力と融合した。「最後は私がやる。時空剣よ。すべての力を吸収し邪悪なものを破壊せよ。」時空剣は友也たちの力と融合した。

「行くぞ!前江田。食らえ。これが私達の絆の力だ。時空精光颯花烈風ソード」前江田は切り裂かれた。

「あー、この私が敗れるとは。だが私はここで終わってもまた香菜梅と会う。未来で。ここでの役目を終えただけだ。けどこれで満足だ。

また会いましょう。ふふふ」 前江田は笑いながら姿を消した。

「終わったな。」

「でも香菜ちゃんが戻ってこない。」姉は心配そうな顔をした。

浩雪は言った。「大丈夫だ。君の妹は必ずここに戻る。みんなで待とう。」

「うん。」

姉はうなずた。

浩雪は時空の空を見上げ、心の中で思った。「香菜梅。無事で居てくれ。」

一方、香菜梅は死の世界にいた。「ここは?」

「ここは死の世界。もしくは夢の世界ともいう。いわゆる眠りの世界だ。この世界は未来とは違い、生活していても何も変わらぬ世界だ。

なりたいものでもなれる。そして、恋もできるのだ。私が作り上げた世界よ。」

「あなたは誰?」

「時空家王妃。セイヌス・アリスよ。」

彼女は美しかった。だが悲しい顔をしていた。「私はどうしてここにいるの?」

「あなたは私が連れてきた。力は私の使い魔の前江田の力だが。」

「なぜ私を?」

「あなたにもう一度やり直してほしくてここに連れ込んだ。仮にそなたが未来に帰っても苦労するだけにすぎないと思って。」

「私はそうはそうは思いません。この世界は寂しくて悲しくてならない。私はそんな世界を望まない。私は人にはいろいろな人生があると思います。けどだからこそ過去に縛られてはいけないのです。たとえ過去に何かあっても人は成長していく度に変えられることが できるのですから。」「あなたの言う通りそうかもしれません。けどもう遅いです。あなたの本体はあそこです。」香菜梅は彼女のそばを見ると十字架にかけられた私がいた。 「どういうこと。」アリスは言った。

「あなたの体は私が持ってる。今のあなたの姿は魂でできたあなた。だがあなたが私の言うことを受け入れれば私の傍にいる肉体はあ

なたと一つになり、ここで生活できる。あなたが断ればあなたは一生この十字架に縛られたまま。ここから出ることもできません。」

「くっ」

「お願い、受け入れて…」アリスは涙を流した。「そんなことさせない。」青年が歩いてきた。

「晶樹君。どうして…」

「浩雪が君に祈りを捧げ、俺が甦った。」

「来てくれてありがとう。」晶樹は頷いた。

「死んだ人間はおとなしく成仏しなさい。時空波動!」アリスは時空の力で晶樹に攻撃した。

だが晶樹には彼女の力が聞かなかった。「なぜ。効かない。」

「おまえ、この世界を死の世界と言ったな。つまり俺は平成十九年、8月に川の事故で亡くなった。つまり、死の人間である。そしてその魂は友達の浩雪の中で眠っている。彼の意思と共にな。だから俺に攻撃しても無意味だってことだ。」

「くっ」

「香菜ちゃん、俺の手を握れ!」

「うん。」

香菜梅は晶樹の手を握った。

「アリス。この世界が消え、彼方に落ちろ!」彼が叫んだ瞬間、死の世界は崩れた。

「あー、この私の世界が! 王様助けて!」

アリスは涙を流しながら消えた。その瞬間、死の世界が消え、一つのピンク色の世界が城と繋がった。

「終わった。さあ行こう。みんなのところに。」

「うん。」香菜梅と晶樹はピンクの世界を渡った。そして、城の前にたどり着いた。

「香菜梅1」浩雪は香菜梅を抱きしめた。

「浩雪君。みんな、待っててくれてありがとう。」

「うん。俺達は香菜梅が戻ることを信じてた。」香菜梅は微笑みながら頷いた。

「晶樹。礼を言う。俺にはお前を呼び起こす力があるようだ。」

「ああそうだ。だが浩雪。俺が戦えるのはここまでだ。この先は君の力で行くべきだ。だが何かあればまた呼んでくれ。俺は死の天の世界で見守っている。」

「ああ。また会おう。晶樹…」晶樹は笑って消えた。「晶樹君どこに消えたの?」

「死の世界に消えた。彼がいる場所は天の世界だ。晶樹は俺の力の源だ。俺には魂を甦らせ、人を救う力がある。だからこの癒しの剣が使えるんだ。」

「そうなんだ。きっと未来のあなたもきっと今のあなたと同じかもしれないね。さあ一緒にまた戦おう。最後まで。そして戻ったら友達になろう。」

「ああ。さあ行こう次の場所へ。」香菜梅達は頷いた。

私達は時空城の門を開けた。

門をくぐると兵士が倒れていた。「これはいったい?」亜由美は驚いた。

「私がやりました。」倒れた兵の前に先生が立っていた。

「赤城先生。どうして?」

「私は無能力です。だから私にはこれしかできません。生徒を守るのが、私の使命です。この先は、私は行けません。気をつけてください。」

「ありがとう。先生、行ってきます。」

亜由美達は先生に別れを告げた。先生は元の世界に帰った。 「さあ行こう。城内へ。」香菜梅はみんなに告げた。

私達は時空城の場内に突入した。

一方、時空家は私達の動きに気づいていた。「あなたごめんなさい。私には彼女を殺せなかった。」アリスは涙を流した、時空王は王の間から立ち上がり。泣き崩れる王妃に近づいた。そして、王妃の頬に触れて言った。 「アリスよ。君は私のためによく尽くした。もう悔やむ必要なんて何もないんだ。さあ立ちなさい。ここから先は私の役目だ。」アリスは言った。「王様。あなたはかつて人間でした。あなたは私を止めるため彼方の世界を守り、自らの意思で私を選び、記憶も捨て、人の感情も失い、ここにいる。それは私の責任になります。だからこのアリスにはあなたの人としての戦いを見る役目があります。私は戦わないけど、あなたを愛しています。どうか傍にいさせてください。夕日様。」

「王妃。私は自分の名前さえ忘れたというのに君は私の名前を覚えているようだな。」

「はい。夕日、それが王様のお名前です。」

「涼宮夕日という名が我が名前か。」王妃は頷いた。

「ありがとう、アリス。だが私はまた忘れる。その度にアリス、もう一度私を名前で呼んでくれ。」

「はい。」

王は微笑みを見せながら言った。

「さあ行こうアリス。奴らを退治しに。」

「はい。夕日」

アリスは王の手を取り、軍と共に向かった。一方、セイランは軍を率いて、二階に向かった。

私達は場内の一階にたどり着いた。

「これは!」

兵士が私達の前に現れた。

そこには魔の女が立っていた。

「我が名はグレンの騎士レイクレア。貴様は我がグレン隊に滅びここで敗者となれ、はー」クレアは兵士を率いて私達に襲いかかった。

「ここで死ぬわけにはいかない。我が世界に潜む時空兵士よ。我が命に応え奴らを切り裂け!はー」時空兵が現れた。

「くっ、貴様も時空兵を持ってるとはな。まあ貴様の軍はこの私が破壊してやろう。はー」

「そう簡単には行かないよ。はー」亜由美が率いる時空軍と時空家のグレン隊との戦いが繰り広げられた。

「俺達も行くぞ!悪因彩華ソード!」友也は彩華術を解き放ち、剣で切り裂こうとした。

「くっ、こざかしい。」

「まだよ。聖なる光よ。汝に応え古の光で打ち砕け!ラートンオーバー」

三保が放った光がクレアに命中した。しかし、クレアは再生しようとした。

「させない! 聖なる源よ、今こそ邪悪な闇を払いたまえ。精霊除律ライト!」日登美の放った癒しの光はクレアの再生を抑えた。

クレアは苦しみだした。

「あー痛い痛い―」

「今よ。香菜梅、浩雪」

「おう。食らえ。紅蘭の光よ。悪しき闇を破壊したまえ。紅蘭烈風ソード!」浩雪はクレアの体を切り裂いた。その瞬間、クレアの再生も元が見えた。

「見えたぞ。今だ。香菜梅。」

「うん。光の精よ。光を邪悪な力に与えたまえ。ライトインソード!」香菜梅は光の魔法を解き放った。

その瞬間、クレアに香菜梅の力が入りこみ、クレアの力が浄化された。

「あー、この私が敗れるなんて。だが貴様が元の世界に戻ってもまた世界は崩れる。せいぜいあがきたまえ。ははは…。」クレアは笑いながら消えた。

「今よ、亜由美ちゃん。」

「おう。我が兵ども、私と共に時空家の兵を打ち砕け。はっ、我が亜由美と一つになり、奴らを切り裂け食らえ!時空破壊ソード!」

「これで終わりだ。時空烈風破壊ソード!」時空兵同士の戦いが繰り広げられた。だが力は亜由美、時空兵が上手だった。

「わー、このグレン隊が敗れるとは。クレア様、私も共に参ります。」兵士は空へ叫びながら死んだ。

「なんとか倒した。先を急ごう。」私達は頷き、亜由美と共に階段を上り二階に向かった。

一方、セイランは兵士が死ぬ瞬間を水晶で見ていた。

「ついにここまで来たわけだ。いよいよ私の出番というわけか。三人来ようとこの巫女、セイランには勝てぬ。」

「それはどうかな」

使い魔エリアスが現れた。「どういうこと。」

「彼らはみんな君を超える力がある。一人なら君も倒せますが。」

「ではどうすればよい。」

「ここは我にお任せさい。考えがあります。」

「承知。ではそのたに任せよう。」

「はっ」

使い魔は消えた。

「さて私も戦闘に入りますか。」

続く。


前江田 時空を守る暗黒騎士

桜綾香菜梅 この物語の主人公

友也 香菜梅を時空国から助けるため現世からタイムワープした


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あとがきみなさま、お久しぶりです。椿と申します。このたびは「蒼天乃王」を手に取ってくださりありがとうございます。本編は読んでいただけましたか? 楽しんでいただけたなら幸いです。 この本が形になるまでにはたくさんの方にお世話になりました。 担当のPさん、校正の方、イラストを担当してくださった鶴山先生、本当にありがとうございました。 そんなスタッフのみなさんの恩に報いられるようにこれからも頑張っていきたいと思います。 次週からイラストを担当する人が替わりますが、まだまだ椿シリーズは続きます。みなさまの応援、よろしくお願いします。 というわけで、またお会いできる機会があれば、その際にはまた色々とお話させていただきますので、今回はこのあたりで失礼します。
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