27.おねむ青年活動開始
「全員、魔法石を持った?」
〈持った〉
〈ただの石だな〉
〈じみー〉
〈本当に石ころだね〉
九個魔法石があり、丁度あの方の子どもたちのかずとか同じ量だったので彼らに空の石に魔力を入れてもらいその後俺が魔法石と木材で杖を作成することにした
〈ねぇおにーさん、まりょくってなに?〉
〈魔力ってなんだろ?〉
〈魔法?〉
「魔力とは体中を巡る血液のようなものだがやり方を覚えればその魔力を外へ放出し具現化させ魔法として扱うことが出来るものだ、しかしそれを使いすぎると目眩や熱などが現れる」
〈じゃあ!やり方を覚えればかーちゃんみたいな氷をぶわーって出来るの!!?〉
「あぁ…」
〈やった!〉
〈よし、ならおれは剣をつくって決闘するぜ!〉
そのやり方は安易なものでただ一点のものに集中して魔力を送るだけだが…今のこのはしゃぎ回っているこの子どもたちを見ていると集中出来ないような気がしてきた…
……………なんかないかな
「あ…」
俺は机の引き出しから九本のペンとインクを取りだしテーブルの上に置き、そのテーブルの周りに予備の椅子を丁度九席になるように置く
「その石に…嬉しかったことや楽しかったこと…そんな感じの…思い出っぽいことを思い出しながら…ペンで…石に書いてごらん…」
〈え!石にペンでかいていいの?〉
「いいよ…ほら、座って書いて」
〈まじ!?よーし、何書こー!〉
気が付くと子どもたちは椅子に座ると石をテーブルに置きペンを持ちながら何を書こうかと頭をひねり始めていた
「……しばらく、そとに出るから皆出ないでね」
〈はーい!〉
〈うぃ!〉
〈へーい〉
〈おけー!!〉
子どもたちの返事を聞いた俺はそのまま廊下に出る
そして、保健室のドアに鍵をかけ「不在」の看板をかけた
「さてと、いくか……」
俺は俺を昏睡状態にさせたやつの正体を探るため
微かだが俺の体に残っていたそいつの魔力の欠片で作った魔力探知機の魔法道具を片手に持ちながら
捜索を開始した
多分俺の勘が正しければ…この学園の何処かにいる
そして、そいつは…多分…四神の中の誰かだ




