僕らは
僕はキリュシュナ、13歳
もう片方の方はナシュリュキ
僕らは双子、どちらが上か下かは忘れた
僕は魔法が得意でも武術は苦手
ナシュリュキは武術が得意でも魔法は苦手
僕は穏やかな性格らしい
ナシュリュキは荒々しい性格らしい
僕らは見た目は瓜二つだが中身は全くの別
僕らのお父さんは騎士団のお偉いさん、お母さんはお店の看板娘でお父さんはお母さんを見た瞬間一目惚れ、お母さんもお父さんを見て一目惚れ
お父さんはお母さんと結婚するために親との縁を切ってしまったらしい
それくらいお母さんのことが好きなんだなぁ…
家でも毎年毎日ベタベタのラブラブな親
そんな僕らの親は仲良く事故で死んだ
最初から最後まで仲が良いな…この親は
僕とナシュリュキには10歳年上の兄コシュリュコアがいる
コシュリュコアは親の代わりに出稼ぎに行っていたが突然倒れてしまった
全く目を覚まさないコシュリュコアの体はどんどん衰弱していく…魔法で何とか栄養を体に送っていてもこのままではコシュリュコアの命が危うい
そんな時に邪神様が暖炉から現れ、今では邪神様のお陰でコシュリュコアは生きることができている
僕らの家は変わっている
それは、僕らの家は邪神様が大好きだから
人に危害を与えない悪魔は大好きだ
おばあちゃんが言っていた、邪神も悪魔も魔物にも良い人はいる、だから嫌いになってはいけない
僕らはおばあちゃんが大好きだ、おじいちゃんも好きだけど、おじいちゃんはおばあちゃんにお父さん以上にベタベタしていて少し嫌だった
僕らが小さい頃、おじいちゃんとおばあちゃんも仲良く誰かに殺された
おじいちゃんの髪色は緑色でおばあちゃんは藍色
二人の子どものお母さんは緑色でお父さんは空色だったけど、何故か僕らはおばあちゃんの血を受け継いだらしく三人とも藍色だ
ナシュリュキと二人でいつも二人の部屋で寝ている
先ほどコシュリュコアの体に入っている邪神様が言っていたことを思い出す
突然やってきた小さな小さな邪神様はなんとなく
「あっこの人は邪神様だ」と何故かわかってしまった
僕らの家名は絶対に他の人に教えてはいけない
僕らの家名はおばあちゃんの家名を受け継いでいる
邪神様にはもう少し先かな?
何年か立ったら教えてあげよう
僕の名前は
キリュシュナ=インフェルオヴィン
僕もナシュリュキもコシュリュコアも
邪神が大好きだ




