15.校長先生と会う
これから少し投稿ペースが遅くなります
なにか報告がありましたら、活動報告で報告します
生徒が教えてくれた通りに進むとかなり距離はあるが校門を見つけることが出来た
「やあ、コシュリュコア先生」
そのまま校門へ走ろうとした時、背後から突然若い男性の声が私の名前を言う
「…だれ?」
「おや…かなり忘れ屋さんとは聴いていたが、まさか私の名前を忘れるとは」
振り返るとそこには先ほどの生徒たちが着ていた服とは全く違うもので今私が着ている服と少し似ている感じだが、素人の私から見てもわかるくらいの凛々しさが溢れる顔立ちに雪のように真っ白な髪と瞳を持った彼より少し背の高い若い男性がそこにいた
「そういえば、コシュリュコア先生は名前しか教えてくれませんでしたが…上のお名前はいつになったら教えてくれるんです?」
若い男性は優しい声で私に質問するが、私はその質問の回答を持っていないので彼の性格を使い、そのまま帰ることにした
「…帰る」
男性の質問をぶっきらぼうに答えた私はそのままその場を離れようとするが
「待ちなさい、コシュリュコア先生」
その声は男性の優しかった声ではなく、感情が全く入っていない声だった
怒っているような声でも、悲しいそうな声でもない
全く感情が読めない声
「…なんですか」
若い男性はニコリと笑いながら口を開く
「帰るときはちゃんと私のところに来て「帰りますよー」っと言って下さいと私休み前に言いましたけど忘れました?」
「え」
予想外の言葉に私は転けそうになった
た、確かになにも言わずに帰るのはヤバイよね…
「ほら、言ってごらん」
「か、かえります…」
…なにこの人、生徒じゃ無さそうだし…先生なの?
「あと、私はここの校長だから、ちゃんと覚えといて下さいね」
あっ校長先生でしたか、なんですかーもー驚かさないで…
……え、校長!?…若っ!?
あのあと
校長先生に謝罪をし、校門を通り外に出ると近くの柱に暇そうに寄りかかっているキシナが私を迎えに来てくれたらしく、そのままキシナの今朝使った移動魔法で家に帰宅することが出来た
子どもたちはと言うと私が具現化させた影とは少し特殊で子どもたちの姿をした影には意識があるため、人には見えないが触れることも出来るし、自ら様々な場所の影の中に行くことが出来るようになっている、勿論私の元に帰ることも容易く出来てしまう
「ねえ」
「なんですか?」
「なんですか?」
帰宅後、私の元に帰ってきた子どもたちはグランドで遊び過ぎたらしくそのままソファで寝てしまった
「キシナとナシキ、コシュリュコアの上の名前ってなんなの?」
若いあの校長先生が気になっていたことが私も気になり、子どもたちに毛布をかけながら二人に聞いてみた
二人は目をパチパチと瞬きをし、お互いに見つめ合ったあと
「「ナイショ」」
二人はニカッと笑いながらそう答えた




