10.×××××
あのあと、双子と子どもたちはシチューを半分以上残しぐっすりと寝ていまい、しょうがないので双子を先ほどコシュリュコアが眠っていたベットに寝かせ、子どもたちはソファに座らせてその上からコシュリュコアの部屋にあった上着をかけた
最後に残ったのは食べ残りのシチュー
「勿体ない…あなた達もそう思うでしょ?」
カタカタと音を立てながら三人の『私の』子どもたちは影から姿を表す
『私の』子どもたちは私の頬に手に口に髪に口付けをベタベタと行う
「もう、くすぐ…うわぁ!」
ドサッ…と『私の』子どもたちは勢い良く私に乗り掛かり、そのまま私は床に倒れ『私の』子どもたちに押し倒されてしまった
「…姿が変わっても、全く親離れはないのね」
今の私はコシュリュコアの姿をしている
なのにいつものように『私の』子どもはベタベタといつものスキンシップを行う
「ほらほら、ベタベタしないの!あっあなたたちもシチュー食べる?美味しく出来たんだよ」
ガツガツと、シチューを食べていく『私の』子ども
あの子達が残したシチューも食べている
『私の』子どもたちは美味しそうに食べ、そして完食、そのうちの一人は椅子に座る私の膝上に顎を乗せ、そのまま眠りについた
無防備に眠る『私の』子どもの頭を優しく撫でる
…もう私がいないと、ダメね…ずっと、あの時からこの子たちは私を必要としているのだから
…あれ、あの時っていつだっけ
そもそも『私の』子ども…って、
「…んっ」
ぼーっとしていた私に突然いつものスキンシップをしてくる『私の』子どもたち
「こら、服を脱がしたらダメだってば」
一人は私の服を脱がそうとする
「もう、首はダメだってば」
もう一人は私の首を絞めようとする
「子どもなんだから、ダメだよ」
膝上にいた子は口付けをしようとする
いつもベタベタとお母さんっこの『私の』子ども
ベタベタと
ベタベタベタベタベタベタベタベタベタベタベタベタベタベタベタベタベタベタベタベタベタベタベタベタベタベタと少しずつ少しずつ私の体に絡み付いてくる赤い赤い『私の』子ども
…本当にいつから、なの…かな
考えていると突然の睡魔が私を襲うと
同時に微かに
シャラン…と首元から何かが擦れる音がする
目を閉じながら考える
いつから私は『××』×××が絡み付いていたのかな




