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雷鳴

読者の皆様こんにちは!そして、初めまして!


今回の作品は私にとって初めての作品です。

誤字や脱字、話の筋が通っていなかったりと数多くあるとは思いますが、温かく見守って頂けたら幸いです!


なお、作品に関するコメントなどもお待ちしています!


それでは、お楽しみください!!

ここは、何の変哲もない小さな町…。

その町に一際大きな家が建っている。


その家が今回の物語の主人公となる青年が住んでいる家だった。


「…ふぁ」


寝ぼけ眼で青年がベッドから降りる。


青年といっても、年は17で身長や体格からしても少年と変わりはなかった。


「…鳴~!早く起きなさ~い!」


下の階から母親の声が聞こえる…。

[鳴{なる}]というのは、その青年の名前だ。


「…もう起きてるよ」


そう呟きながら、鳴は下のリビングへと向かった。



「あんた、今日から士官学校でしょ!?しっかりしなさいよ!」


母親の声をよそに鳴はトーストをほおばる。


「お父さんみたいに立派な人になってよ。…まったく」


その話を聞いた瞬間、鳴は席を立ちカバンと片手剣を手に家を出た。


鳴の父親はこの町の英雄だった。過去、外の街の騎士団が襲ってきた時、勇敢に闘い、返り討ちにした。


鳴はその話を聞いていた為、重責を感じていた。

左前方にはその英雄の銅像があった。鳴はその銅像を横目に学校へと向かった…。



「おっはよ~!」


朝から元気よく鳴の背中を叩く…。


「…どうしたの?元気ないね?」


この活発な女の子は[早沙{さすな}]。鳴とは対照的な性格だった。


「…朝からお前のテンションについていけないんだよ」


「そっかそっか!」


「お前ら教室でいちゃつくなよ!!」


「…更にめんどくさいのが一人増えたな」


この元気な男子は[梨宇{りう}]。いうなれば、ボケの担当だった。


そして、この三人がいつものメンバーだった。


「席に着いてください。HRを始めます…」


気の弱そうな担任の合図で授業が始まった…。



「長かったねぇ~」


早沙が伸びをしながら言った。


「もう少し短くならないもんかなぁ…」


梨宇が文句を言った瞬間、校内に大きな警報が鳴り響いた。


『この町に大きな一部隊が接近している模様!至急迎撃の準備せよ!繰り返す…』


「…授業の途中に来てくれよ」


鳴は大きな黄色のコートを羽織りながら言う。


「ボヤいてもしょうがないじゃん!頑張ろうよ!」


早沙が鳴を励ました。その横では梨宇がにやけている。


「…どうしたの?…梨宇」


心配そうに梨宇に近づいていった早沙の顔が徐々に赤くなっていった。

気になった鳴も近づいてみると、何やら呟きが聞こえてきた…。


「…この部隊を片づけたら早沙ちゃんとデート。その後は…ムフフ」


鳴は片手剣の鞘で梨宇の頭を叩いた。


「テメーはこの一大事に何考えてんだ!」


「…ほらいくよっ!」


タイミングを計って早沙が二人の背中を叩く。


そして、この三人の部隊、遊撃隊《雷鳴》が出撃していった。

お楽しみ頂けましたでしょうか?


この作品は投稿が遅くなるかもしれませんが、お付き合いいただけたらありがたいです!


それでは、次話でお会いしましょう!

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