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冒頭部分  作者: 覇王樹
3/3

魔物観察記録

文章や内容におかしい部分、矛盾する部分が多々あると思います。

暖かく見守りながら指摘していただけるととても助かります。



※書き溜めなど全くしていないので更新がとても遅いですが、気長に待って頂きたいです。

「君には今日から魔物の調査、観察をしてもらう。」




 突然の異動だった。


 朝から呼び出されておかしいとは思っていたが、まさか異動とは。


 以前から話題には上がっていたので気にはしていたが、自分が異動だなんて思ってもみなかった。




「あの、“今日”から、ですか?」


「そうだ。“今日”からだ。」


「それは、ちょっと、急すぎませんか?」


「それは私も思っている。ただ、この異動は上が決めた事だ。私達に拒否権は無いと思ってくれ。」


「そう、ですか。………分かりました。」


「そうか。ありがとう。」




 決まって、しまった。


 あっという間に。




「では、異動先の確認だが。」


「はい。」


「君も知っての通り、ウチの会社は冒険者が持ち帰ったダンジョン資源や、探索者が持ち帰った情報を売り買いして利益を得ている。」


「そうですね。」


「だが、最近、魔物についての情報を求められることが多くなってな。」


「聞いてます。」




 これは実際その通りで、ダンジョン探索のための必要情報として魔物について聞かれることはとても多い。


 かくいう僕も一日に2,3回は聞かれる。




「ただ、冒険者にも探索者にも、魔物についての情報を公開するような者はいない。」


「そのようですね。」




 当たり前だ。自分たちが命懸けで集めた情報をタダで公開なんて、余程の馬鹿かお人好しでもしないだろう。




「そのため、我社でダンジョン、それも魔物の情報を集めるための専門の部署を作ることになった。


 ここまでは知っているな?」


「一応知ってます。」




 正直に言うと馬鹿だと思う。


 誰が好き好んでそんなことをするって言うんだ。




「実は、な。この部署、人気が無いんだ。」


「そうでしょうね。」




 当たり前だ。




「そこで、社内で適性検査を実施した。


 君もアンケートをしたはずだ。」


「しましたが、あれで何が分かったんです?」


「そこはいいんだ。とりあえず、そのアンケートで魔物の調査に対して一番適性が高かったのが、君なんだ。」




 意味がわからない。




「あのアンケート、そんな適性とかわかる内容でした?」


「わかる、とだけ言おう。方法は聞かないでくれ。


 とりあえず、魔物適性が高かったものがほとんどいなかったのでな、こちらとしても困っていたのだよ。」


「はぁ。」




 ますます分からない。


 何が“方法は聞かないでくれ”だ。




「それで、なんで僕なんです?会社的にももっと良い人がいたでしょうに。」


「それが、だな。ほとんどいなかった、んだ。


 ………正社員の中で適性がある人間が、君以外、いなかったんだ。」




 ………は?


 だからと言って休日家にひきこもっているただの受付にダンジョン探索なんて頼むか?




「上も初めは戸惑ったらしい。何度も再調査したと言っていた。」


「………それで?」


「結果は、変わらなかったそうだよ。我社で魔物調査に適性があるのは、君だけだ。」




 正直、そんなわけないと思いたい。


 ただ、この会社にいる限りこの運命からは逃れられないと直感が言っている。




「………わかりました。それで、どこのダンジョンのどの魔物を調べれば?」


「さすがに初めから危険度の高い魔物の相手はさせられないということで、まずはスライムということだ。


できるか?」


「わかりましたよ。


 スライムなら高レベル個体でもない限り死ぬことは無いでしょうし、頑張ってみます。」




 実を言うと、ゴブリンとかコボルドとかの人型魔物を頼まれると思っていたので、スライムはとても嬉しい。




「それと、調査期間だが、魔物調査について何も分かっていないということで、今後3ヶ月はスライムの調査だけでいいそうだ。


 3ヶ月たって十分な成果が得られたなら調査対象が変わるかもしれないが、暫くはスライムだけで頼むよ。」




 3ヶ月もスライムだけでいいのは本当にありがたい。




「具体的に何について調べればいいんです?」


「そうだな。基本的な生態と強さの平均、個体差の幅くらいか?あぁ、あとは弱点だな。できそうか?」


「わかりました。それくらいならできそうです。」




 これで、今日からの僕の仕事が決まった。




「それじゃあ頼むよ。


 ダンジョンは好きな場所を選んでくれ。公共交通機関を使うなら交通費は出るし、家を借りるなら生活費も出そう。


調査レポートは週一回持って来てもらうことになるがな。」




生活費が出るのか。ありがたいね。


ただ、今日は朝から疲れた。一旦帰ろう。

ここまで読んでくださりありがとうございます!

この話はこれでおしまいです。

この先はあなたの想像に任せます。

感想等頂けると助かります。

次の話はまた別の冒頭です。

気長に待って頂けると幸いですm(_ _)m



※とりあえずは月一投稿が目標です。冒頭が出来次第投稿するかもしれません。(気分次第です。)ゆるーく待っていてくださいm(_ _)m

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