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冒頭部分  作者: 覇王樹
2/3

露天風呂

文章や内容におかしい部分、矛盾する部分が多々あると思います。

暖かく見守りながら指摘していただけるととても助かります。




※書き溜めなど全くしていないので更新がとても遅いですが、気長に待って頂きたいです。

─────聴こえますか?




─────あの、そろそろ起きてください




─────早く起きてください!説明ができません!




 …はっ!




─────やっと起きましたか…。




 私は、寝ていた、のか?




─────それでは説明を…あれ?




 此処はどこだ?私はさっきまで確かに温泉にいた、よな?




─────あのー聴こえてます?




 まずは状況を把握するか。




─────あ、あの〜?




 身体は、動く。匂いは、わかる。眼は、視える。




─────聴こえますか〜?




 味覚と聴覚は、どうやって確かめる?




─────聴こえてないみたいですね…。




 そういえば、私はなぜ服を着ているのだ?




─────どうやって説明しよう…。




 この服は…。!?編み目が、継ぎ目もない?




─────!あの方法なら、でも魂に負担が…。




 どうやって作られたんだ、まずこんな物が作れていいのか?




─────ええい!思い立ったらすぐ行動、です!

『あ、あー!聴こえますかー!』




「!?誰だ!?誰の声だ?」

 声は、出るのか!




『よかった、ちゃんと聴こえているようですね。』




「あ、ああ。聴こえるが?それで、この声は誰の声だ?それと、どこから聴こえるんだ?耳じゃなく、そう。頭に直接入ってきている気がするんだが。」




『お〜。凄いですね!やっぱり分かるものなんですか?』




「?質問の答えになってないんだが。」




『あ〜、すみません。自己紹介を忘れてました。

 そうですね。簡単に説明すると、ボクはあなた方の言う“神”に近い存在だと思います。』




「神?」




『まぁ、ちょっと違うんですけど、同じようなものですね。』




「言っていることはよくわからんが、上位の存在という認識でいいか?」




『あー!そうです!そんな感じ!そんな言葉、よくスっと出ましたね!』




「………それで、これはどういう状況なんだ?」




『!そういえば説明がまだでしたね!

 端的に言うとですね、先程あなたは亡くなりました!』




「…は?」




『ですから、先程!あなたは!亡くなりました!』




「………どういう事だ?私はここに居るじゃないか。」




『うーんと、そうですね。

 ここは亡くなったモノの魂が行き着く場所です。あなたは先程亡くなられたのでここに居ます。

 これで、解りましたか?』




「とりあえず死んだ事はわかった。………わかりたくないが。

 一つ聴かせてくれ。私はどんな死に方だったんだ?」




『それ聴いちゃいます?多分後悔しますよ?いいんですか?』




「頼む。聴かせてくれ。」




『ほんとにいいんですね?

 文句言われても知りませんよ?

 そうですね。あなたは最期の時、温泉、それも、露天風呂にいました。ここまでは覚えてますか?』




「ああ。」




『あなたは熱い温泉が好きで、その時も50℃に近い温度の温泉に浸かっていました。のぼせてきたあなたはおもむろに立ち上がり、温泉から上がります。………足下に落ちていた小石にも気付かずに。そしてそのまま……………






ツルってなってドゴーンってなってお終いです打ちどころが良かったのか悪かったのか、痛がることも無く一瞬でしたね。予定に無かったもんだからコッチも大変ですよ、全く。亡くなる時は前兆があるもんですがね。』




「一番大事なところが雑じゃないか?」




『そーですか?まあ、いいじゃないですか。どうせもう戻れないんだし。』




「軽い…私の命はそんなに軽いのか………。」




『気にしたら負け!です!過去は振り返らずに前だけ見てましょう!』




「あ、ぁあ。」




『そんなこんなであなたは亡くなったわけですが、あまりにも前兆がなかったもんでコチラも気付くのに遅れたんですよ。』




「?それがどうかしたのか?」




『どうもこうもないですよ!ボクの3百年ぶりの休日が潰れたんです!上はもっと真剣に地球を見張るべきです!』




「それは…すまない。」




『ごめんなさい、当たっちゃいましたね。これはコチラの責任です!あなたが謝る事じゃないんです!




「元はと言えば前兆も無しに死んだ私が悪いのだ。貴女方のせいでは無い。申し訳無かった。

 それで、私はこれからどうしたら良い?どうなるんだ?」




『あー、その事なんですけど。


 そのー、普段であればあなたの魂はそのまま地球の輪廻に還されるんですけど、あなたの場合は亡くなってから魂の回収までに時間が掛かりすぎていてですね、既に魂が地球の輪廻の外に出てるんですよね。


 それで、えっと、無理矢理地球に還すことも出来ないことは無いんですが、それをしちゃうとあなたの来世が植物だとか微生物だとかになっちゃうんですよ。


 ボクはそれでも構わないんですが、仮にも“ヒト”だったモノの魂をそのような小さな身体に入れちゃうと、億が一くらいの確率で世界のバランスが崩れちゃうかもしれないんですよ。


 無数に在る魂一つの要望聴いたせいで世界一つぶっ壊すとかさすがにボクも嫌ですしそもそも責任取れないですしね。


 そういう訳で、あなたには異世界に行ってもらいます!ってなったら楽だったんですけどね…。』




「どういう事だ。」




『あー。あなた、露天風呂好きですよね?』




「好き、だが?それがどうした。」




『普段なら、異世界に送る前のこのタイミングで、イロイロと、そう。キャラメイク的な感じで、あなたの分類…種族とか性別とかの大体の要素を決めてもらうんですよ。


 今回もそうしようと思ってたんですけど、その、あなたの露天風呂への執着が、思っていた以上に、いえ、有り得ないくらいに強くて、ですね。』




「それで、なんだ?」




『その、ステータスが文字化けしてて、キャラメイク、できないんですよね。』




「、、、は?」




『だから、キャラメイク、できないんですよ。なぜか。』




「どうなってんだよ、、、。」






─────────────────────


ステータス


分類:髴イ螟ゥ鬚ィ蜻


性別:--   年齢:--


名前:--


スキル


---


─────────────────────

ここまで読んでくださりありがとうございます!

この話はこれでおしまいです。

この先はあなたの想像に任せます。


感想等頂けると助かります。

次の話はまた別の冒頭です。

気長に待って頂けると幸いですm(_ _)m




※とりあえずは月一投稿が目標です。冒頭が出来次第投稿するかもしれません。(気分次第です。)ゆるーく待っていてくださいm(_ _)m

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