○真紅の騎士ジェルメイヌ
お待たせしました!最新話投稿しました(≧▽≦)
アキ達が選んだのはの②の真紅の鎧の女騎士であった。
指示通り後を追いかけると、彼女はとある古びた家へと入って行った。
屋内に入ると室内は物凄く埃臭く家具もボロボロで、廃屋になってもう何年も経っているのが分かる有様であった。
「うわぁ~ボロボロやなぁ。」
ルーナは顔をしかめていた。
「…。あの人何処に行ったんだろう?確かにここに入った筈なのにいないね…。」
「いないな…。」
と、女騎士を探すソフィアとトキヤ。
─ とりあえず手分けして探すことにしよう。
くまなく調べた所、奥にあった寝室らしき部屋から地下へと続く階段が発見された。
「とりあえず降りてみましょうか。私が先頭で降りるね。」
と、シャルロッテは少々不安そうにしながらそう言って地下へと続く階段を降り始め、その後に続きトキヤ、アキ、ルーナ、ソフィアが続いた。
─ 一体どうしてこんな事になってしまったんだろう?
今現在アキ達は、縄でぐるぐる巻きにされて女騎士の前に連れてこられていた。
階段を降りた先にあった木製のドアを開いた所、中に居た人達に一瞬で取り囲まれ、ぐるぐる巻きにされてしまったのだ。
「私の名はジェルメイヌ。ジェルメイヌ=セレナード。革命軍のリーダーをしている者だ。さて、貴方達はこの革命軍のアジトに何の用かな?事と次第によっては生かしてはおかないから。」
真紅の鎧の女騎士ことジェルメイヌはアキの首に剣を突きつけた。
─ うわぁ~コレって死亡フラグじゃない?
さて、どう答えたものか…。
アキが悩んでいる所にトキヤが機転を利かして
「騎士とはいえ女性が人気のない方へ向かわれていたので心配になって後を付けるように俺が言いました。そうだろう皆?」
と、声を上げた。
─ ナイス!トキヤ!!
「…。はい!その通りです。」
アキはトキヤの話しに合わせた。
「…。まぁ良いだろう。その代わりと言っては何だが、どうか我々に手を貸して欲しい。」
「えーっと…。」
「どうか頼む!!この国の為なんだ!」
ジェルメイヌは深々と頭を下げた。
─ 彼女の話しによると、この国はもう何年も民に重税を掛けて苦しませておきながら王族は贅沢三昧。このままではいけない! ─ と、立ち上がったのジェルメイヌ達革命軍なのだそうだ。
「…。わかりました。手を貸しましょう。皆も良い?」
「OK!」
「私も良いよー!」
と、シャルロッテとソフィア。
「いいぜ!」
「ええよー♪」
頷くトキヤとルーナ。
「ありがとう。では早速だが受けてほしいクエストがある。どちらか一つを頼みたい。」
ピロン♪
『EXクエストが発生しました。』
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◦クエスト:カタシナ鉱石10個の入手
◦ランク:EX
◦報酬:─
◦場所:フタツバ大坑道
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◦クエスト:城へ潜入し情報を集めろ
◦ランク:EX
◦報酬:─
◦場所:スターティア城
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─ どっちにしようかな。
最後まで読んで頂きありがとうございます!
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