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宗教観と選ぶと選ばれるという事

"ティアラシアター"は最高峰の技術と予算を掛けて創られた芸術品といって良いほどの美しい建造物『絵本道 最愛』の為に創られたシアターだ


今はソフィアがダイヤモンドステチュを森の地下に還したので

ステチュの公演には使われていなかった


しかし、星主催のパーティーや

オーケストラコンサートなど

外部の様々なエンターテイメントなどに利用されている


そして、もうひとつ、私の講習会がティアラシアターで行われる事になってしまった…


どうしてそんな事になったかというと私の神に対する考え、いわゆる宗教観を知りたい教会関係者が多く、いよいよ面倒になってしまった


私は一般的な日本人だったので

大層な宗教観などはないと何度言ってもそれ事態がこちらの世界の人達、特に教会関係者には理解出来ない稀有な事らしい…


まぁ…転移前の世界でも日本人の

宗教観は世界からも不思議がられていたくらいだから、(お正月に神社に行って結婚式には神父様に永遠の愛を誓い豆まきをしたかと思うとクリスマスパーティーをする)当たり前に神や魔法があるこちらの世界では余計に理解に苦しむだろう…


そのため参加者がとにかく増えてしまった事と星関係者、教会関係者などの偉い人たちも来る事になってしまったからで…


それならば…ティアラシアターじゃない…となったのだ

「ハァー何でこんなことになってしまったんだ!」


「お母様仕方ないですよ!お母様が言い出した事ですし」

そーなのよね〜めんどくなってティアラシアターで一編にやってしまうか!と破れかぶれで言っちゃったのが始まりかぁ…

「私も是非…拝聴させて頂きますねふふふ」


私は緊張の中、転移前の主に日本と日本人の考え方について"私のいた国"というテーマで話しをした


そして気が付くとスタンディングオーベーションでの大きな拍手に包まれ頭が真っ白になっていた


「お母様、お疲れ様です!

物凄く素晴らしい講演会でした!特に宗教観についての話は物凄く感慨深く感動しました!そんな考え方があるんだと…」


「私のいた国には八百万の神様が居ます。そして全ての国の神様を受け入れ認める国でした… 私の国では敵同士の国出身であっても小さな酒場で友となり、宗教上、禁止されているお肉をその国にいる時だけは、うっかり食べてしまうそんな国でした…」


良く教会関係者の人達の前でそんな話をしたな〜と私自身も今思えば大丈夫?と血の気が引くのだけれど…

割と皆すんなり受け入れてくれた事に驚いていた…


そんなティアラシアターでST-1

を開催しょうと考えていた!

どうしても沢山の人達に楽しんでもらいたかったから…


「アミカさんオーラって何の事?」

「マーサさんが教えたくれたんです!その人の周りにある光の雲をオーラって言うって」

「魔法の種類が分かる光の事かな…紫は私の種類だから見えるんだね!」


「はい!レリーラさんの紫のオーラはとても美しいです」

「ありがとう紫のカラーって『美野谷 蛍』様だよね〜蛍様の演技は物凄く素敵で憧れだったから初めて種類が紫って聞いた時ホントに嬉しかったんだよね!だから誉めてくれて嬉しい!でも夜の何とかとか言われたのは初めてだったよ!」


アミカさんの鑑定の能力はどんどんと精度が増しているようだった!

志を持つもの…

アミカさんが選んだ少女の瞳の色が変化する?

いやアミカさんが選んだことが

瞳の変化をもたらす?






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