進級ルームと魔法適性
7つの湖の色が変化した…それは襲名ステチュもしくは襲名レディステチュが現在、存在する可能性を意味していた…
でも、水晶の言葉が意味する騎士が私が思うヒーローであるのならばステチュであるための才能以外にあの頃の最愛さんのように強い力が必要になるだろう…
「魔力って魔法使いの家系以外持ってないものなの?」
「そうですね一つの例外だけ除いてイエスですね」
「一つの例外というと?」
「悪魔との取引です」
「!!!」
突然知らされた魔法講義開設は
レディステチュ達をおおいに困惑させてしまった…
「現在この星の立場は大変難しい状況となっています…再び同盟星の開戦が近いとの情報もあり最悪の事を想定しての魔法・実技講義開設になりました」
「しかし、この講義は希望者のみの選択制です!大変危険を伴う講義となりますので塾考して選択してください」
「スミス先生!魔法はステチュにとって必要なものとお考えですか?」
「はっきり言ってしまえばステチュには必要とまでは言えません…しかし、襲名ステチュとなると必要な事は多くあります圧倒的な何かです!それが魔法であるかもしれないとは言えます」
ここ数年、襲名がなかったのは
かつての襲名ステチュのような
圧倒的な実力をもつステチュが
現れなかったというのが残念な事だが正直なところだ…
その実力の引き上げや襲名の条件が戦場と関わる事だとしたらとても恐ろしい事を私は、少女達に課そうとしている
結局…この講義を魔力を持つ殆どの生徒が選択した
生徒達も皆…何かいつもと違う風が吹き初めている事を感じていた…
魔法の講義をする中で生徒達の
進級先であるルームを判断する
正確な要素になりうる事に気づけた事は痛みを伴うが発見といえた
ルビールーム・火魔法(赤)
サファイアルーム・水魔法(青)
アメジストルーム・風魔法(紫)
サンストーンルーム・土魔法(橙)
エメラルドルーム・森魔法(緑)
パールルーム・光魔法(白)
シトリンルーム・雷魔法(黄)




