2つの世界を見たものの覚悟
「あのう…賢者様」
「ハァー…はい」
だから賢者じゃないって!と否定するのも、とうとう疲れてしまって返事をするようになってしまった頃
「初めて説教して頂いた時」
「いやいや違う違う自分の私的見解を怒鳴り散らした時ね!」
「自衛のみでとおっしゃってましたよね?それは、そういった部隊は構築して良いという事ですかね?戦争はしてはならなくとも」
困ったことにあの時怒鳴り散らした言葉を一言一句漏らさず記録を残していたみたいで…
後々あれはどうゆう事だったのかと聞かれる事がしばしばあった…
「そうですね…もちろん戦争はしない、させないこれが基本です!しかし、自分自身を守る為の自衛は必要と考えています」
「ならば賢者様がそういった部隊を構築してはいかがでしょうか?」
「???!!!」
私の頭には祠の水晶のお告げとアミカさんの言葉がよぎった…
7つの湖の色の変化…
私にその覚悟はあるのか…
「ルナ〜先生が呼んでいるよ〜」
「あ!リオ!ちょっとこれ見てみて!エメラルドの襲名講演の舞台装置凄くない!後、スノークロック星の伝説のファションショーのホログラムもあるよ凄いんだから!」
「ルナ!珍しく興奮してて楽しそうやん」
「そう楽しいよリオも入ったら良いのにステチュ研究部!」
「是非是非お願いしますよ」
ルナさんはどのレッスンでも
優秀で新入生の中でも別格と言えた…
しかし、どの先生達も口を揃えて…
「ルナさんはどんなレッスンをしていても楽しそうじゃないんですよね…」
「スミス先生もそう思われますか…」
「ステチュに大切なのはまず自分自身が楽しくないといけないのですがね…」
「私も1度ゆっくりルナさんと話をしてみますね」
私は森の地下の祠の水晶の前で
悩んでいた…
どう考えても導かれてしまっている…
「魔法講義を開設します!」
「魔法講義ですと…」
「魔法の才能がある生徒対象に選択講義として魔法を教えます!騎士を作らなくてはならない…」
これが"2つの世界を見たもの"の役割なのかは分からないけれど…
私がここにいる理由なのかもしれないとは思っていた…
"キャンアイプロミス騎士"




