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カラットの流儀

そうだ!グッズ展開をしよう!


一般的に我が校出身のステチュとレディステチュのファンはカラットと呼ばれている

ファン同士が呼んでいるうちに

浸透していったようだ…

それは本当に喜ばしい事で本当にカラット達は大切にしていかないといけない存在なのだ!


「ここからなら『森泉こもも』様見えるかな〜」

数ヵ月に1度ペースでこんな迷惑な子達が学生寮にやってくる

「こんにちわ〜今日はここで何を?」

「えー?誰あなた別に何をしていても良いでしょう!」

「それがね…良くないんですよ!私はここの学園長様に任命されて警備を任されている親衛隊長なんですよ!(-.-)ここは私有地なので勝手に入らないように!」

「も〜ケチなんだから良いよね〜自分はこもも様と親しくできるからって!」


「そんな事ないのに…」

親衛隊長だからといって決して『森泉こもも』と親しくできる訳ではなかった

むしろしっかりと一線を引いてサポートに徹していてくれている

カラットの良心となってくれていて

本当にありがたい存在なのだ


親衛隊制度はもちろん私が作った制度で…

襲名ステチュ、襲名レディステチュには必ず数名お願いしている

ここに至るまでは本当に沢山のトラブルを経験した…


でも今は本当の意味でステチュ達を愛してくれているカラット達に支えられ親衛隊制度がとても上手く機能し学園運営、シアター運営をスムーズにしている…

そのお礼もかねて前々から考えていたグッズ展開をしようと思った!


「お爺ちゃんグッズ展開をしようよ!」

「グッズ?展開?じゃと!また訳の分からんことを言い始めたのう」

「ステチュたちの図柄が入ったいろいろな小物とかだよ(^^)カラット達も喜ぶよ!」

「それならホログラムがあるじゃろ」

この世界でもグッズっぽいものは確かにあって、それがホログラムだった映像が立体的に動くもので、とても精巧な物だった!

しかーし私は前世で出回っていたアナログなグッズが売りたかったのだ!


アクスタ・クリアファイル・生写真・ヌイグルミ・バッチetc.

ふふふ…楽しくなってきたぞ



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