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講習会とことわざと

「マーサさ〜んお帰りなさい!作りましたよ!」

「ん?何を?」

「何ってサークル?ですよステチュ研究部!学園長様にも許可もらいましたよ!毎日過去の襲名ステチュ達の事調べたり、どうしたら襲名できるかと考えたりしてます!」


「おぉホントに作ったのね素早いね!でも名前は変えようよはは…ところでで何人集まったの?」

「今のところ私とマーサさんの2人です!」

「ほほぅそれは難儀だ…」


賢者様だなんだと言われるようになってなぜか講習会を開くようになり…

帰り際に、サインみたいなものを求められるようになった


サインなんてあるはずもないし、恥ずかしいので転移前のことわざや四字熟語なんか(猿も木から落ちるとか一日一善とか)覚えてる良さそうな言葉を、もちろんこちらの文字でルビを振り、こちらの世界向けにアレンジしたものを書いていたら…


なんと、その紙切れが高値で取引されるようになってしまったらしい(怖いんですけど)


「ことわざとは何て人の心理を付いた言葉なのだろう!」

「この短い言葉の中に込められた言葉は神託のようだ!」

「それに何て美しい文字なんだまるで絵画のようだ!部屋の1番目立つところに飾ろう!」


確かに転移前、習字を習っていたこともあり(段も取りました)

字は綺麗だと誉められたこともあるけれど…

こちらの世界は字を綺麗に書くという文化は無いらしい


なので襲名ネームの漢字も一種のマークや象徴みたいにとらえらるている


それにしても、まさか子供に教える教訓のようなことわざがこんなに響くとは!でも流石に神託とは大袈裟すぎる!そこは否定しないと!


そんな日々を送ってしばらくして水晶の新たな言葉が読みとれるようになった…


"義務を果たし続ける者よ…母の元で天啓を受けよ"


久し振りに森の地下へ降りてみよう…






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