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入学式と一筋の光

ジェムストウン学園の入学式には桜ではなく桃の花びらが舞い散るそれは花言葉から由来していた…


しかし、今は私がどうしても春に桜が見たくて(転移前の郷愁)ピアテンプル星から持ち帰った桜が花を付けていた


桃の花びらに混じって桜の花びらも舞い散っている…

その光景はまるでスノードームの中に迷い混んでしまったような幻想的で美しい光景だった…


「おねいちゃん制服めちゃめちゃ似合ってるじゃん」

「ホントだ!一応、レディステチュに見えるじゃん!」

「一応って何だよ!」

「アミカ…ごめんね…入学式一緒に行けなくて…」

「大丈夫!私は一人でもお母さんは仕事頑張って!」


入学式…私はいつものように関係者席ではなく講堂の二階から可愛らしい新入生達を見ていた…


すると…突風で1つの窓が開いて一筋の光が差し込んだ!そして一人の生徒を照らした!まるでスポットライトのように…

どこかで見た光景…

そうだ!祠の水晶で見た光景…

そしていつかの薫りがした…


「新入生、挨拶!」

「この3年間で全ての人を魅了し愛し愛されるステチュになれるよう学びたいと思います」


いつからか新入生挨拶がソフィアさん

『絵本道 最愛』がした新入生挨拶と全く同じ言葉でする事が伝統となっていた


「今年の成績トップのルナさん琴鳥様の雰囲気に似てるわね〜」

「ホントにスッゴク可愛い」

「もしかしたら襲名もあるんじゃない!」


「ルナちゃんめちゃめちゃ可愛いんですよ!それにスッゴク、オーラがキラキラしてる子も何人かいて絶対にキャンアイプロミス襲名出来る7人が見つかると思うんですよ!」


アミカさんは入学式が終わって早々私の所にやって来て興奮気味に一気に喋りまくっていた


「分かった、分かったから豆茶でもお飲み」

「マーサさんなに落ち着いてるんですか!伝説のグループ、キャンアイプロミスの復活が間近かもしれないんですよ!」


この時、私はアミカさんの言葉を何となく微笑ましいと思いながら聞いているだけだった…

その時は…















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