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ステチュらしさ

それにしても、入学式の前の日

屋上で歌っていた子は一体誰だったんだろう?

在学生のルームは聞いて回ったけど居なかったし…

もしかして新入生かと思ったけどやっぱり居なかったし…

うちの生徒じゃなかったのかな〜


音楽教師のリサ先生が窓際で深刻な顔をして考え事をしている

「リサ先生どうしたんですか何か考え事ですか?」

「あ!マーサさん…それがね〜生徒の中に歌声に違和感がある子がいてね〜」

「でもステチュとしては100点満点なのよね〜だからなんと言うかよく分からなくて…こんな事は今まで無かったのよ」

「どの子ですか?」

「ソフィアさんよ」

「へ〜あのトップ入学の」


ソフィアさんは物凄くお金持ちのお嬢様らしい…ご自宅も物凄く大きくて立派で近所で白亜の豪邸なんて言われてるらしい


「ただいま…お婆様」

「お帰りなさい…あら、どうしたの元気無いじゃないの学園で何かあったの?」

「ん〜なにってあった訳じゃ無いんですけど」

「だけど…どうしたの」

「歌のレッスンが…上手くいかなくて…」

「どうして?あなた歌うの大好きじゃないの?」

「そうなんですけど…」


学園のお昼休み前世と同じように売店ではちょっとした戦争が勃発する…それは大人気パンや大人気惣菜の争奪戦だ…私が考案して作ったのだけど

そんな争奪戦も一段落した頃、ソフィアさんがやってきた…

何だか浮かない顔で…


「パン何か余ってますか?」

「ごめんなさい売り切れちゃった」

「そうですか…」

何だかかわいそうになったので

「オバチャンのおにぎり食べるかい?」

「え?おにぎり?ですか?」

あ!そうかこの世界の子は知らないか

「オバチャンの故郷の食べ物なのよオバチャンはさっきお菓子食べちゃってお腹減ってないからおたべな!美味しくて力が出るよ!」


何だかボーとしていたが受け取ってくれた

それからというもの…たまに話をするようになっていった!

あまり生徒個人と親しくなることは避けていたのだけど…

強烈に引かれる心を止めることが出来ずにいた…






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