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ファッションブランドと特待生

桃園荘から学園までの小路の

途中に小さな橋がある

その橋を渡る時だけカラット達の憩いの場でもある

"桃園で一休み"からレディステチュ達の姿がチラリと見える…


その場所はカラットの間では

"天使の覗き穴"と呼ばれレディステチュ達の素の姿が見える

貴重な場所になっていた


「キャー!!ライリー様よ〜

カッコいい!今日のファッションも素敵!」

「私も着てみたい!どこで売ってるんだろう?」

「レイラ様も素敵!!あのワンピース可愛い!セクシー」


ふふふ…作戦が上手くいってるかも…

こちらの世界のファッションは

はっきり言ってつまらなかった


なので…衣装やグッズなんかにアドバイスをしているうちに…いつの間にかブランドを立ち上げてしまった…


転移前、私はおしゃれに関してそこまで知識があるわけでは

無かったが、こちらの世界ではそれでも私のアドバイスは珍しかったり、おしゃれに感じたらしく、ちょっとした有名デザイナーみたいになってしまった…


そして特待生2人に絶対に似合うんじゃないかと思っていた転移前でいうところのギャルファッションを2人に提案してみた

すると2人共、凄く気に入ってくれて普段着にも良く着てくれていた


それを見たカラット達から同じ

ファッションをしたいと沢山の問い合わせがあった!

そして2人をブランドのモデルにして大々的に販売を開始した


すると…びっくりするくらい

大ブームとなっていった!


「若い子達はやっぱり、この世界のファッションに不満を持っていたんだな」


ライリーさんの不良ぽい小悪魔

ギャルファッション

レイラさんのエロかわギャルファッションは


若い子達の2代カリスマファッションとなり定番となっていった!


しかし、そんなブームにも本人達は何処吹く風でマイペースな

感じで日々を送っていた


「マーサさんいつになったら『絵本道 最愛』になれますかね?」

「あれ?レイラさん人魚はやめたの?」

「人魚はいつかでよくて…」


湖に沈むブラックダイヤは漆黒の天然ダイヤでとても珍しい宝石だという…

レイラさんの黒は何にも染まれない染まらない色…


レイラさんには何かにではなく…原初であって欲しい

それだけの才能を秘めている

学園に来てから黒のオーラは

もやではなく光沢のある漆のような美しさになっている


きっと何かきっかけさえあれば

覚醒もあり得ると感じていた













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