森の地下の秘密
ジェムストウン学園には沢山の不思議がある…
森の地下というのも、その一つで凄く神秘的で不思議な場所らしい…
しかし、お爺ちゃんと襲名ステチュしか入ることは出来ない…
「お爺ちゃん!ここが森の地下の入り口?」
学園の裏山の手前に小さなドアがある
まるで小人の家の玄関みたいでとても可愛いらしい
「私も入ってみたいな」
「そうじゃな…しるしが…」
「ん?しるしって?」
「まぁ…そのうちそのうち」
「も〜」
森の地下には小さな湖がルームと同じ7つあるらしい
7つの宝石の色をした美しい湖が…
いつか見れるのだろうか…
ジェムストウン学園の朝はとても早い…
いろいろな場所から歌声、楽器の音色、ダンスのリズムが聞こえてくる…
「あ!エマさん!おはようございます」
「ソフィアちゃん!おはよう(^^)」
「午前中は一般教養だね〜」
「眠くなっちゃうかも」
「早く午後のステチュレッスン受けてみたいですね」
「そうだね〜もぉ!また敬語になってるよ!」
「すみません(>_<)なかなか直らなくて…」
「まぁ無理する事はないか(^^)」
「はーい皆、着席して下さい」
「おはようございます!今日から皆さんの担任を勤めます、スミスですよろしくお願いします」
「スミス先生よろしくお願いしま~す!!!」
「お隣さん…お隣さん今日からよろしゅう!うちはエイヴァや」
「わたしはエマよろしく」
「もしかしてメイヴァンスカイ星出身?
スカイ弁?」
「ちゃうねんエセやねん!めちゃお笑い好きやから小さい頃から毎日のように見てたらすっかり(笑)」
「へー!」
「なおさなステチュなんてなられへんと思っとったんやけど面接の時に学園長様にそのままでエエ言われて…これからのステチュは個性が大事やって…」
「うちパール希望なんやけどね…」
「え?でもパールはもう…」
「そうなんやけどね!どうしても憧れを止めることが出来へんくてな」
襲名ステチュはその時代にたった各1人しか現れない…
どんなに努力しても今だかつて、すでに襲名がなされてる場合その宝石の名を継ぐ事は出来なかった…