宝石鑑定とスカーフ留め
「あなたね!赤丸急上昇中の有望株とは」
「???え〜と確かキャンプロのピンクの人…」
「そう!わたしが"ピンクの瞳は桃の花びら!あなたの人生をお花見みたくしちゃうぞ"でお馴染みの…じゃなくて」
「うわ〜やっぱセンターは破壊力、半端ないっすねめちゃ可愛じゃないっすか!!」
「うふふ…あ、り、が、とハート」
「エマやんいつまでカラサやっとるの?ライリーちゃんもレディステチュなやから」
「あ!そうだ!なんだっけ?
あっスカーフ留めをプレゼントします」
襲名ステチュが期待している後輩にスカーフ留めを贈る風習が学園にはある
「え?なんすか?めちゃめちゃキレイで高そうなのじゃないっすか?こんなのもらっていいんすか?」
「ええんよ!そういう風習あるのしらへんの?」
「すみません…予備知識なしで
この学園に入れてもらったもんで」
「まぁとにかく…あなたが追加戦士って事はお見通しって訳!頑張って覚醒してね」
「覚醒っすか」
「まさかそれも知らないって事は…」
「流石に知ってます!でも今でも十分幸せなんでこれ以上となるとバチでも当たりそうで…」
「な〜に言ってるの才能がある人はそれをしっかりと世の中の役に立つようにする義務があるのよ!誰にでも与えられるものじゃないんだから!」
「まぁまぁエマやん今日はスカーフ留めを渡せただけで十分やろ!ライリーちゃんありがとまたな」
手のひらにスターは増えてはいなかった…
湖が宝石とアクアでいっぱいになれば
現れるのだろうか?
「で何の宝石じゃた?」
湖の宝石を少しだけ持ち帰り
宝石の鑑定士に鑑定をお願いしていた!
赤はルビーだろうと思っていたのだが…違ったのだ!
鑑定の結果は…
赤はレッドダイヤモンド
黒はブラックダイヤモンド
今だかつて現れたことの無い
宝石のステチュが誕生すると
いうことなんだろうか!
となるとライリーさんの赤いオーラがルビーではない可能性が出てきた!
襲名もあり得るのだ!
そして…レイラさんのオーラが黒いもやで見えなかったのではなく、それ自体がオーラだった、黒いオーラだったのかもしれない…
そう考えると本当に後2人の襲名ステチュが誕生する事になるのかも…
「追加戦士…」
「何ですかそれカッコいいじゃないですか」
キャンアイプロミスの7人に説明するときに、うっかり口走ったその言葉に琴鳥さんがめちゃ反応してスカーフ留めを渡すと
張り切って出ていってしまった!
確かにそうなれば本当にSAWで
グランプリも夢じゃないかも




