表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
68/205

森の地下の母

森の地下そこは本当に神秘的で

美しい…資格を持つ者しか入ることが出来ない場所…


「やはりあの大水晶の事かな母って…」

「どうじゃろうな、こんな事は初めてじゃから」


歴代の学園長の日記や資料を

いくら調べても、水晶がお告げをするなんて記述は存在しなかった


しかもお爺ちゃんでさえ水晶の

文字を読み取ることはできなかった…

2つの世界を見た私だけか、もしくは最愛さんなら読み取れるのだろうか…


森の地下へ最後に行った時には

ミーサの魂を強く意識した際、吐き気とめまいで何も出来なかった…


しかし、許可を与えるというお告げがあったのだから大丈夫なはず…でも少し怖かった…

最愛さんの回復を待って一緒に

降りる事にした


キャンアイプロミスの7人は

精力的に実力を付ける努力をしていた…

シアター講演も好調でチケットは連日完売になっていた…


でも、私は悩んでいた、キャンアイプロミスは本当に魅力的なグループになっていた

これ以上の何かが見つかるだろうか…


次のSAWのエントリー迄に何かを見つけなければ…


その日はピアテンプル星から

持ち帰って育てていた桜の花が

満開に咲き誇っていた!


最愛さんの体調は精神的にも体力的にも

安定したので地下へ降りる事にした

桜の花道を通って…


最愛さんは襲名以来なので懐かしいと言っていたが、そこまで

年月が経っているわけではなかった


でも沢山の事柄がありすぎて

確かに懐かしく感じてしまっても可笑

しくない


ゆっくり降りていくと大水晶が

見えた!美しく光っているが

何ら変わった事が起こるわけでは無かった


すると、いつもは暗いはずの奥の方から明るい光が差していた

今日はミーサの魂を強く感じているのに全くの平常心でいられた…


奥の方へ進む事を最愛さんとお爺ちゃんに合図しゆっくりと

歩いてゆくと

なんと…小さな祠の中に美しい水晶が納められていた!


まるで魔法使いが使うような

丸くて透き通った水晶が…

どう考えても人が加工したような水晶だった…


そしてその水晶を覗き混むと

ぐにゃぐにゃになった文字が

どんどん読めるようになっていったその

瞬間声が聞こえたような気がしていた


"赤の中に異端が生まれダイヤモンドが覚醒したとき2つの湖に美しい宝石とアクアが注がれるであろう"


すると、祠の近くの2つの窪みに赤と黒の美しい宝石が少しづつ注がれ始めた…






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ