2人の特待生
「マーサさんかくまってください!」
「ど、どうしたのライリーさん!」
バタバタバタバタ…
「マーサさんこっちにライリー様来ませんでした?」
「え?あ…来てないよ!」
ライリーさんのアウトローな
雰囲気はこの学園の大多数を占めるお嬢様達にとって凄く魅力的に感じたらしく、上級生、同級生問わずカリスマ的な人気になっていた…
お昼休みには、何でも旨い旨いと食べる姿がカッコいい!可愛い!と差し入れしたい生徒達に追っかけられているらしい…
「流石にそんなに食えんすよ」
「ははは…」
「ステチュにとって愛される事は凄く大事で良い事だから頑張って受けれ体勢を整えなさいねっ」
「そんな〜」
「ホントに毎日追っかけられて大変そうだね」
「うわーびっくりした!レイラさん何処にいたのよ!」
「あー!レイラお前がさっさと逃げるから…あたしばっかり捕まるんよ!」
特待生2人の内外からの人気は抜きに出ていた!
入学以来…ライリーさんの弱々しかったオーラは随分と強くキレイになってきている
しかし、レイラさんのオーラには黒いもやみたいな物が掛かって本当の色が今だに分からない…
まぁ焦らず見守っていこう…
キャンアイプロミスの7人は
SAW敗退以来…元気がなかったが
リーダーの瑠々子さんの
「いつまでも落ち込んでないでそれぞれの出来ることやレッスン頑張って実力を伸ばそう!」
という至極全うな意気込みでみんな目を覚まし笑顔が戻り再びハツラツと頑張り始めた!
そんな中、最愛さんが向かった
戦場から私を動揺させる連絡が届いてしまった…




