表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/205

博愛の葛藤

その少女は、いつも有象無象の中心で笑っていたという…

生まれた時から息を吸うより息を吐くより簡単に愛される事ができる子だった


「ただいま〜」

「おかえり」

「どうだった入学式は?」

「ん〜赤い髪の子が20人位もいたんだよ」

「へ〜今年もルビー・ルームは大人気だねぇ」

「でね…黒髪ロングの子もいてその子もルビー希望で…」

「そう」

「でも…何人かが、わたしと黒髪ロングちゃんがいるから違うルームにしようかな〜とか言ってて」

「何か不思議だな〜って」

「そんなに簡単に気持ちが変わるものなのかな〜って」


その少女が初めて『清之琴鳥』ちゃんへの強い憧れを抱いたのは、教会のお手伝いでグループ決めをした時、その少女がどこに入るかで友達達がすごく揉めた日だったと話してくれた事があった


いつもそうだった…その少女を好きだと言う人達が沢山いてみんなその少女の側にいたいと言う

「嬉しいのだけど…怖い時もあって

幸せな事なのに辛いと感じたり」


そんな時ホログラムで

「『清之琴鳥』ちゃん、ことりちゃんを偶然見た時、いっぱいの人に追っかけられたり、囲まれたりしても、笑っていてキラキラしていて元気で可愛くて…」


「何て凄い人なんだろう…

わたしもことりちゃんみたいになりたい」と強く思ったと話してくれた




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ