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ティアラシアターと聖女

「聖女になって欲しい…」

大聖堂での話しは結局そういった事だった…

最愛さんは流石に固辞していた

ようだったが…


親を亡くした子供達の為の孤児院等への協力には強く興味を持っていた

最愛さん自身も両親を宇宙船の

事故で亡くしているので同じような経験を持つ子供達を助けてあげたいのだろう


しかし、最愛さんの歌声は病も

治してしまう!

という噂も今や周知の事実となっている…

聖女となるのは時間の問題だろう…


かく言う私も…実際そういった

場面を目にしたことがあるので

最愛さんの力は本物だと感じていた!


そんな最愛さんの専用のシアターの完成が間近に迫り

卒業講演をそのシアターでこけら落としもかねて開催することとなった

"ティアラシアター"と名付けた

シアターで…


「それにしてもマーサさん最近の新入生は粒揃いなんだけど…何かこうガツンと来る子がいないわよね!」

「そうですね〜とても優秀なんですがね歌もダンスも容姿も」


ここ数年、自画自賛になってしまうがジェムストウン学園の人気は凄まじく入学希望者は年々

増えるいっぽうだった…


その為、ジェムストウン学園の

受験対策に力を入れた転移前で言うところの習い事が流行っていた…

ハーパーさんはその事を危惧

していた…


「対策をされてるなんて、不思議な気分ですね」

「もう!呑気なこと言ってないで何かこちらも対策をしないと金銭的に余裕がある子だけ学園に入ってくるのは偏りを生みますよ!」


確かに…そろそろ特待生制度

みたいな物を作ったり、スカウトみたいな事もしないといけない時期が来たのかもしれない


とりあえず、いろいろな所に

調査しに行こうかなと思ったりしていた…














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