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水晶の言葉

サンストーン襲名ステチュ

『京前 瑠々子』

キョウマエ ルルコ

襲名により…襲名制度初の7名


ルビー『清之 琴鳥』(エマ)

サファイア『木ノ亜 七海』(アメリア)

シトリン『奈胡上 美音』(キャロル)

エメラルド『洋華 奈子実』(オリビア)

アメジスト『美野谷 蛍』(イザベラ)

サンストーン『京前 瑠々子』(エイヴァ)

パール『森泉 こもも』(ルーナ)

全ての宝石が揃った…


メイヴァンスカイ星の襲名講演の珍道中は…

密着ドキュメント第3弾で

見られる事になった!


それとは別に、私がお好み焼とタコ焼みたいな食べ物がスカイ星に無いことに憤慨し…

泊まったホテルの料理人に作らせて…


それが広間って本当にスカイ星の名物になってしまったことは

知る人ぞ知る真実になった!


「じゃ私はピアテンプル星に寄ってから帰るので」

「分かりました…それにしても、ビックリしましたよ!最愛様が最後、急に花束持って現れはるから…」

「どうしても行きたいって言われてねでも、スケジュールの都合がギリギリまで調整付くか分からなくて」


「嬉しかったです…何か夢見てるみたいでした」

「それは…私も…うう」


泣き崩れる私をステチュ達が

皆で支えてくれた…

でも、そんなステチュ達も

皆泣いていた…


「マーサさんピアテンプルに行くのですよね?」

「私もご一緒させてください」

「最愛さんも?」

「はい、大聖堂の方に呼ばれてまして…」

「そうなんだ…何だか大変そうだね」


私と最愛さんは一緒の宇宙船で

ピアテンプル星に向かった…

そして再び白いドアを開けた


「ほほう聖女様も御一緒ですか…」

「聖女ではないです…まだ…」

「お久しぶりです神父様、今日は時間を作って下さりありがとうございます」

「なぁに構わないですよ、そちらが聖女様ではなく」

「初めましてソフィアと申します」


私は神父様に水晶にお告げのような文字が浮かんだ事を話した

そして何か知っている事があるか尋ねた


「水晶の言葉を読み解きましたか…」

「いいえ読み解けてはないんです…あまり良く分からなくて

神父様にお知恵を頂きたくて」

「水晶の言葉…昔、祖母から聞いたことがありましたが、神話や伝説のような物だと思っておりました」


神父様は大変驚いて、私だから

水晶の言葉が読み取れたのだろうと話してくれた

なのでよく分からないとの事だった


「今は前に会った時よりもずっとミーサの魂を強く感じるので、いろいろな事は少しづつ分かって行くのではないでしょうかな」

「そうでしょうか」

「私の方でも文献などで調べてみます、何か分かりましたら連絡を致しましょう」

「ありがとうございます」


そして私は最愛さんと大聖堂に

行き、レッドドール星へ戻った

次は3年生の卒業講演の準備に追われる日々となるだろう


出来る事をしっかりとやっていこう





















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