次への扉
水晶のまるでお告げのようなメッセージは凄く気になったがツアーが始まってしまうので思案するのは帰ってからと決めキャンピングカーに乗り込んだ…
私は転移前…青春を上手くできなかった…
この少女達との夏の数週間が改めて私にそう思わせていた…
ツアーは何処に行っても本当にあたたかく迎えられた凄く有難い事で感謝しかない
「海だ〜キレイ!!」
「泳ぎたい!」
「砂浜で埋めたるで!」
「あはははは」
南から北へ一つ一つの講演を大切に一生懸命に楽しんで…
「マーサさ〜ん、うち凄く楽しいんです!素晴らしい才能を持つ皆と一緒に居られて!このまま一生ツアーが続けば良いなと思うくらいですわ」
そんなエイヴァさんのオーラは今までで1番、眩しく光っていた!
そしてツアー最終日のステージ上で美しい光の魔方陣に立つエイヴァさんにエマさんは…
「もう〜主役を取らないでよ私の襲名のお祝いなのに!」
とプンプン怒って…
他のステチュ達は微笑んでいた…
とうとう7人揃ったんだ…
長かったような短かったような…
戻ったら1日でも早く
サンストーンの襲名ステチュ
『京前 瑠々子』
(キョウマエ ルルコ)
の襲名講演をしよう
そして…2年後のSAWのエントリーに間に合わせようきっと受理されるだろうから…
そして…同じ日、SAWの中継で
『絵本道 最愛』は最年少でグランプリを受賞し神々しい微笑みを浮かべるていた…




