表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
48/205

水晶と天啓

「レッド元気にしてたかい?」

「もう〜七海様、わたしはレッドじゃ無くてピンクですよ!チェリーピンク!前にも言いましたよね!マーサさんもそれで良いって言ってました!」


ステチュには宝石の色にちなんだメンバーカラーがある

これは、転移前の世界でも大好きな設定だった!


それぞれ好きなメンバーのカラーを

身につけてコンサートに行ったり

普段から大好きな推しの

メンバーカラーの小物を持ったり…


なのでこの学園でもしっかり

ルームにあったルームカラー

を決めている


しかし、エマさんだけは瞳の色が赤ではなくチェリーピンクに変化したのもあって、特別にピンクにしたのだった…

オーラもいつの間にか可愛らしいピンクに変わっていっているようだし


「な、の、で、ピンクちゃんとかピンりんとかピーちゃんとか呼んでください」

「いやいや…」

「ところで七海様達は何してるんですか?」

「何ってグループレッスン参加だよ」


エマさんとエイヴァさんのためにシアター講演が休みの時などにグループレッスンに参加するようにお願いしていた…


エイヴァさんの覚醒前とはいえ

7人揃ってのレッスンは

圧巻の一言だった!


そんな7人の様子を見た夜

私は桃園荘の水晶にぼんやりと

文字らしき物が浮かぶのを見た…


ミーサの魂を強く感じることで

もっとハッキリ見えてくるのだろうか?


お爺ちゃんに聞いても書庫で

調べても分からなかった


「もしかしたらミーサだから何か見えるようになったのじゃないか」

「そうなのかな〜」


私は毎晩…水晶の前に座って

ぼんやり見つめるのが日課になった


そしてルビーの襲名全星ツアー

前日とうとう文字がハッキリ見えた!


"2つの世界を見たものよ試練の先に許可を与えよう…母の元にて天啓を受けよ"









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ