会いに行きたい
「マーサさん…襲名講演って、み〜んな様にことりちゃんになりましたよ〜ってご挨拶するってことですよね?」
「まぁ…そうだけど」
「だったらわたし…ご挨拶に行きたいんです!」
「ん?」
確かに私は悩んでいた…
今やエマさんの人気は赤ちゃんからお年寄りまで物凄い事になっている…
なので、何処の会場にしようか日数を増やそうか、どうしたら多くのカラット達に喜んでもらえるか頭を抱えていた!
なので、エマさんの言うご挨拶に行いたいという言葉の通り全星ツアーも良いかもと思った
レッドドール星は多分、転移前で言うところの地球の1/4位の大きさじゃないかと算出できる…
と言うことは転移前で言うところの全国ツアー位の規模ではないかと…
それなら出来るような気がしていた!
それに、私自身こちらの世界にに来てから旅行らしい旅行もした事が無かったので全星を見てみた気持ちも芽生えていた!
なのでお爺ちゃん
「全星ツアーを計画しています」
「こりゃまた大変な事を思い付いたもんじゃな」
「襲名ステチュを全員とそれに近い才能を持つ数名を連れて行こうと思います!」
そんな情報が星全体に流れた数日後からレッドドール星の至る場所から、来て欲しいと連絡が来はじめた
なんと、ホールを新設しても良いという打診もあったりした
これは大変な事を計画してしまったと…
またもや後悔みたいなことをし始めてしまったが…
もう引き返せない!
実りあるツアーにするため
いろいろ準備をしないといけないと気合いを入れ直した




