表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
40/205

最後の宝石

エイヴァさんの覚醒には何が必要なんだろう…


「コンコンコン」カチャ

「マーサさん!また、ここにいたんですか?」

「すみませんハーパーさんすぐに戻ります!」


ハーパーさんは、鬼のように忙しい私を、お爺ちゃんが心配して紹介してくれた、新しい事務員さんだ!


元ステチュで子育てが一段落したところで声を掛けられたらしい

流石、ステチュの中でもモデルで活躍した経歴の持ち主

スラッとした美人だ!


「書庫で調べ物するのも良いんですが優先順位を考えて動いてくださいね!」

「はい、すみません」


めちゃくちゃ仕事が出来る

でも、ちょっと怖い…


私はエイヴァさんの覚醒に必要なものに何かヒントはないかと

歴代学園長の日記を読み漁っていた


今では書庫は私の部屋のようになっていた…

ソファベッドを持ち込んでから

おかしくなっていったのよね…


書庫は本が焼けないように

小さな窓しかないので外から

遮断されている感じがして集中出来た

なので事務室より長い時間を過ごしていた…


エイヴァさんのオーラは

申し分無かった、いつ覚醒しても不思議はないと感じていた

でも、見えそうで見えない

何か別のオーラがある感じはしていた…


「お爺ちゃんは、エイヴァさんのオーラどんな風に感じてた?」

「そうじゃな今はあまり見えなくなってきてしまってるのじゃが…一つの色ではないような気がしていたのじゃよ」


確かに、私もそう感じる事があった、でもそれはエイヴァさんが最初パール・ルームへの進級を考えていたからだと思っていた…


なので、色が混在していたのかなと…

でも、もう迷いなくサンストーン・ルームで過ごしているのを見ると違う理由に思えて来ていた…


はぁ〜とりあえず、今度エイヴァさんとゆっくり話をしてみよう…ミーサの魂を感じる練習をしてから…


学園内に作るグッズショップ建設についても、いろいろしないといけないことは山積みだけれど…







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ